第３章:�� ページ13
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「Aくん…どうしてもやりたくないの？」
「やりたくないって言うか、出来ないんです。色々…」
「困ったなぁ…」
「ごめんなさい！当日にこんなこと言って…。ホントに…」
私は眉を寄せると、後ろを向いて衣装室を出ていった。
走って逃げた先は男子トイレの個室だった。
「はぁ…私にはムリだよぉ……」
女の子に戻ったら、絶対素が出ちゃう。
喋ったりなんかしたら、絶対女の子口調に戻って、たちまちオカマ疑惑掛けられるよ…。
うぅ…。
「お兄ちゃん………」
「Aくん…いる？」
基山先輩だ。
そんなにやらないとダメかなぁ…。
もう半泣きなんだけど…
「…オレ、Aくんに何かあったら支えるから、一緒に罰ゲームしょうよ。みんなでやれば怖くないよ。」
「基山先輩…」
……そうか。
先輩たちの影になっていればそんなにバレないかも。
やらないのがダメならやるしかないし…
ﾟ･*:.｡❁ﾟ･*:.｡❁ﾟ･*:.｡❁
「さぁ！みんなで生徒会のみんなを呼びましょう！いきますよ！せーの、」
「「「「「3！2！1！」」」」」
生徒がそう言うと、体育館の舞台の幕が上がった。
「エントリーナンバー１番！緑川リュウジ〜！！」
すると、生徒の拍手喝采と共に異常な盛り上がりを見せる。
さすが男子校。
ノリが段違いだ。
「イエーイ♡」
緑川先輩、カンペキに乗ってる…
「続いて、エントリーナンバー２番！南雲晴矢と涼野風介の双子ファッション！！」
両サイドの袖から1人ずつ出てくる。
南雲先輩に関しては腰を曲げてやる気が無さそうに出てくる。
(でも、2人とも可愛い…)
緑川先輩同様、とてつもない歓声だ。
マイクを緑川先輩にもらった涼野先輩はスイッチを入れて微笑む。
「女運に恵まれない君たちに特別なサービスをしてやろう…」
涼野先輩はそう言って隣にいた南雲先輩のスカートを豪快にめくった。
その瞬間に先程よりも大きな歓声に包まれる。
「テメェ何しやがる！？」
「細かいこと言うな。どうせ男しかいない。」
(意外…涼野先輩ってあぁいう感じなんだ。)
「エントリーナンバー３番！副会長の基山ヒロト！！」
ラッキーアイテム
ウル姉の山菜料理
ラッキーカラー
あずきいろ
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コウ様(プロフ) - サクランボさん» ひゃ〜ありがとうございます！そんなに面白かったですか！？Σ(･ω･;|||頑張って続き書きますので、宜しくお願いしますo(_ _)oﾍﾟｺﾘ (2017年3月25日 0時) (
レス) id: f66da3d657 (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ - もう、この作品ヤバすぎです。 ちょー面白いです！ スゴイ勢いで読んじゃいました！！(笑)続きがめっちゃ読みたい！っておもいました。 (2017年3月24日 23時) (レス) id: d1420b6428 (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 秘密さん» コメントありがとうございます！こんな駄作を好きと言ってくれてとても嬉しいです！更新ペースが早いのは伏線とか忘れてしまうので…(´∀`)これからも暖かい目で読んでくれると嬉しいです♪ (2017年3月21日 23時) (レス) id: f66da3d657 (このIDを非表示/違反報告)
秘密(プロフ) - 語彙力がなくてすいません、とにかくこの小説の雰囲気というか設定や書き方や表現や発想力、読んでてわかりやすいところやテンポの良さなどその他諸々好きです！続きはとても楽しみですが、無理なさらない程度でどうか頑張って下さい、応援してます！！ (2017年3月21日 21時) (レス) id: 05f3637faf (このIDを非表示/違反報告)
秘密(プロフ) - 初めまして、失礼します。登場人物の表情や心情を顔文字や記号を使わずに表現されてるのに感心しました。図にしなくても人物の体勢や状況がわかり、読んでるとその光景が浮かんできます。小説の書き方がお上手だと思いました！更新ペースも早くて尊敬します。 (2017年3月21日 21時) (レス) id: 05f3637faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コウ様 | 作者ホームページ：http://id37.fm-p.jp/484/eleven02/
作成日時：2017年3月18日 1時
