甘いラブソングよりも (ページ7)

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今日は2月13日。
ってことは明日はバレンタイン。

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～一年前～

DH「ヌナ、大好き＾＾」

この日の俺はヌナとの初バレンタインということでかなりテンションが高かった。
普段ファンにしか言えない甘い言葉も余裕で囁くことができた←

すべてはヌナからのチョコのため。

ヌナは実は完璧ガールだ。
可愛いし優しいし賢いし胸はでかい←
そして何と言っても料理がものすごく上手。

まさに俺はヌナに胃袋を掴まれている(笑)

ということは、ヌナの作るチョコは完璧なヌナが作る最高のチョコということになる、と思う。

だから驚いたんだ。

「ドンヘ、はい＾＾」

ヌナからのチョコ！！

ニヤけるのを我慢しながら開けてみると
見るからに買い、チョコ…？
え？？

「ドンヘ？？」

DH「ねぇ、ヌナ、これ買いチョコ？」

「う、うん…」

DH「俺、チョコ、楽しみにしてたんだけど」

「…うん」

DH「A？来年楽しみにしとくから」

俺が完璧だと思ってたヌナは、予想外に鈍感で天然だった…。

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そんなことを思い出して、思わず苦笑い。

今年こそヌナの手作りチョコをゲットしたい。
というわけで、ヌナが去年の約束を忘れてないことを祈る日々が最近続いてる(笑)

よし、ヌナにメールだ。

『明日、20時頃にヌナの家行く。忘れ物はしないでね？』

これで大丈夫なはずだ。いつも通りの賢いヌナであれば『忘れ物』が何かってことくらい分かるよね？
今年もお預けなんてされたら、俺泣くよ？