【進撃の巨人】 IQ200の天才少女 (ページ36)

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IQ 34 ページ36

前のリヴァイと同じように、体を五回洗って風呂場から出た。

五回も洗ったせいか、窓の外はもう明るくなりかけている。

「いったい俺はいつまでエルヴィンといたんだ……」

うなだれる俺をよそに、空は綺麗な水色をしていた。

筋肉痛になった手足をなでながら、ベッドに腰かけた。

「ふぅ…やっと座れた気がする…」

重力に逆らうこと無くベッドに倒れこむと、天井が視界いっぱいに広がった。

「そういや、ここにきてまだ３日目か…」

なのになんであんなことばっかやってんだ……と内心憂鬱になる。

しばらくぼーっとしていると、リヴァイの体が動いた。

リヴ「んっ……」

…女みたいな声出したぞこいつ…。

不安そうな顔でリヴァイの顔を覗き込むと、ちょうど目を覚ましたリヴァイと目が合った。

「あっ、起きた」

リヴ「っ！？」

リヴァイは、急に目の前に現れたことに驚いて、椅子から転げ落ちた。

リヴ「ってぇ…」

「ぶはっwww」

腰をさすりながら立ち上がるリヴァイに睨まれる。

「そのww顔でww睨んでくんなよww」

腹を抱えて爆笑している俺に、リヴァイは首をかしげる。

リヴ「お前みたいな顔面凶器に言われたくねぇよ」

「んなっ！？」

リヴァイはそう言い残して、洗面所へ行った。

「あのクソチビが…。戻ってきたら一発お見舞いしてやる…」

だけど、戻ってきたリヴァイからはどす黒いオーラが放たれていた。

「ん？どしたのお前…あっ」

そういえば、落書きのことを考えてなかった。

リヴ「…おい」

「どーしたリヴァイ君」

殴られるような気がして、少しずつ足を後退させるけど、やがて背中が壁に当たった。

リヴ「これはどういうことだ…」

おぉー、リヴァイ君激おこ！←