【進撃の巨人】 IQ200の天才少女 (ページ25)

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IQ 23 ページ25

「な、なぁ………」

リヴ「何だよ…」

「俺、さ……腰痛ぇんだけど……………」

ふと立ち上がろうとすると、腰がズキズキと痛む。

体を売ったことがある俺にとっちゃ、この腰の痛みが何をした後のものなのかは分かってしまっている。

「おいっ、お前昨日俺に何したんだよ……」

リヴ「逆だ…。お前が俺に酒を飲ませて、そっからの記憶が全くねぇ………」

「なぁ、まさか…まさかだぞ！？もしかしたら、さ………」

二人で顔を青ざめながら見つめあっていると、廊下からﾄﾞﾀﾊﾞﾀと騒がしい足音が聞こえた。

ﾊﾞﾝｯ

ハン「おっはよー！リヴァイー！！今日は会議があ………………………」

リヴ&貴「………………………………」

ざっと五分ぐらいだろうか。

いや、実際は五秒ぐらいの間だったけど、俺にはそう感じられるほどの間だった。

俺の顔が真っ赤に染まっていくのが分かる。

ハンジの目は、丸く見開かれたままだ。

「待て！ハンジ！これにはワケがっ…………！！」

俺の叫びも虚しく、ハンジの顔が興奮したえろ親父のような顔になる。

ハン「ごめんごめん！邪魔しちゃったかな！？おぉーっ！これはエルヴィンに報告だぁぁぁ！！」

「お、おいっ！？」

ハンジはドアを荒々しく閉め、エルヴィンと連呼しながら走っていった。

「これ、どうするんだよ………」

リヴ「最悪だ……。とりあえず、さっさと服着やがれ。話はそれからだ」

「おう…………」

布団から出ようとするリヴァイの顔をもう一回布団で押し付けて、床に散らばっている衣服を手に取った。

.

ｶﾞﾁｬｯ

ﾊﾞﾀﾝｯッッ

ハンジと同じようにドアを荒々しく閉め、リヴァイと早歩きで団長室へ向かう。

「お前、ちゃんと体洗ったか？」

リヴ「当たり前だろ。五回は洗った」

「お、おう………」

そこまで言われると、なんかこっちが傷つくんですけど。

俺は三回だってのに。

どうりで遅いわけだ。

「ほんとありえねぇ。酔ってお前とやるとか…」

リヴ「お前に言われたかねぇよ。……………あ」

「あ？なんだよ」

俺の首を見て、深くため息をつくリヴァイ。

リヴ「…キスマークもついてやがる」

「は！？どこに！？」

リヴァイに言われたところを、上着で隠す。

「まじでふざけんなよ…。なんでわざわざ見えるとこにつけんだよ……」

リヴ「酔ってるときの俺に聞け」

「ﾁｯ………」

団長室に近づくにつれて、騒ぎ声が大きくなっていくのが分かり、二人同時にため息をついた。