検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:20,776 hit

38story「“悲劇”の始まり」 ページ41




オ「それでは〜第2グループ戦闘訓練、開始ッ!!」


◆演習場◇

チ『始まりましたか…。;;』

私はヒーローチームで、轟さんと障子さんが敵チーム。

私は核があるビルに正面から入って、核がある部屋まで全力ダッシュした。

チ『…!?;;』

すると突然、壁や床に霜が降りて冷気が流れ始めた。

チ『(これは…、轟さんの…!!;;)』

すると背後から鋭い氷結が波のように流れてきた。

チ『…っ!!;;』

私は咄嗟に壁を蹴って、ジャンプして鋭い氷の氷結を避けた。

「やっぱり予想通りだな…。」

チ『…!!;;』

私は勢いよく声がした方に顔を向けた。後ろには…


左手から冷気を出している轟さんがいた。

轟「テストの時思った通りだ。お前、あの瞬間移動や機械を壊した馬鹿力…あれ本当は制御出来てなかっただろ。」

チ『…!?;;』

そう、私はあのテストで個性を使ったのですが…、
あの時、私は力を制御する事が本当は出来ていなくて、制御が出来なくてキャパオーバーして、
倒れて気を失ってしまったんです…。

私は気づかれているとは知らず、それにこの攻められ追い詰められている状況に、私の額に一筋の汗が祟った…。

チ『…だから…、だから言ったじゃないですか!!
私は個性を小さい頃から数回しか使ったことしかなくて…』

轟「それだけが理由じゃねぇだろ。」

チ『…っ!!;;』

轟さんは、私を言葉だけじゃなく、状況的に私を追い込む。

チ『(理由…、理由なんて…!!;;)』

モノクロのような白黒の世界に、脳にこびりつく大きな悲鳴と、赤く染まり、片手に刃物を持って横たわる男性…。

嫌だ…嫌だ嫌だ…。


やめて…やめてよ…私は皆んなを守る為に…みんなを…【“あの子”】を助ける為にヒーロー科に入ったのに…!!

轟「…悪いレベルが違いすぎた。終わりにしよう」


嫌だ…いやだいやだいヤダッ!!


私は…わた、し…は…。


やめて…ヤめテよ…ヤメてヤめテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテッッ!!!!!


チ『やメテッッッ!!!!』

私がそう叫んだ瞬間、物凄い爆音と、建物が崩れて
床から身体が離れる感覚がした…。


視界が暗くなっていく…。身体が宙に浮かぶ感覚…

チ『(わたし、ういてる……?)』

私はそんな呑気な事を考えながら、視界を閉ざした。



ーーーー私の意識は、そこで途切れた。ーーーー


next⇒

週末の間あまり更新出来ずにすみません!!;;

39story「彼女の“暴走”」轟視点→←37story「講評の時間」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:ヒロアカ×バンドリ! , 原作通り…? , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

燐咲 - 宇田川が宇陀川になってます!!!!!!!!!(^^; (2019年3月5日 21時) (レス) id: 4a651571f9 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - イゼッタ様 ふっふっふ……よく分かりました(・∀・)ニヤニヤ (2018年10月17日 7時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
イゼッタ(プロフ) - 作者の好みはクーデレと見た。 (2018年10月17日 0時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - 受験勉強辛い…(泣) (2018年10月11日 17時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2018年9月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。