14story「響香ちゃん！」 ページ16
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耳「んで？どうしてチノはゴム握りしめてんの？」
耳郎さんは、私が握りしめている手を指で指して言う。
ってあれ？
チ『…名前。』
耳「あっ…ゴ、ゴメン！嫌だった…？;;」(汗)
チ『え？あ、いえ…。突然名前呼びされて、ビックリしちゃって…』
耳「…あー、これウチの悪い癖だ…。」((ズーン…
そう言って、突然私の名前呼びをした事をかなり気にしているようで、私は必死で弁解した。
チ『あ、あの…私、今まで同じクラスの子に名前で呼ばれたことなくて…、突然名前呼びされて驚いちゃって…。だから、その…。;;』(汗)
なんとか耳郎さんの落ち込みをとろうと必死になっていたら、耳郎さんは笑って私の頭を撫でてきた。
耳「そんなに必死にならなくても大丈夫だよ(笑)
ていうかチノさ、髪の毛縛れないの？」
チ『(ギクゥ！;;)』
図星を突かれて固まった私に、耳郎さんは私が手に持っていたゴムを奪い取って、私の髪の毛を束ね始めた。
耳「しょーがないなーもう…。ウチが髪の毛縛ってあげるから、前向いてて！」
そう言って耳郎さんは私に笑いかけた。
ーーーーー。
耳「へー、チノっていつも髪の毛縛らないでずっと下ろしてたんだ。」
チ『はい。だから髪の毛とか縛る時は、いつも人に縛ってもらってたんです。自分で縛ろうとするとぐちゃぐちゃになっちゃって…。』(汗)
チ『あ、でも何で耳郎さんは髪の毛短いのに、こんなに縛るのが上手いんですか？』
耳「あー…実はウチ、小さい頃髪長かったんだよ。で、なんか自分で髪の毛結ぼうってなって…、
なんとなくでやってたら髪の毛が結べるようになってたかな。」(笑)
チ『小さい頃から！？;;』
耳「え…あ、うん。まぁね。」
チ『…いいな…。』((ぶすっ
ぶすっとしながら私は言う。
そうしたら耳郎さんは…、、、
耳「…これからは、ウチがチノの髪結んであげよっか？」
チ『え？』
突然そんな事を言ってきた。
耳「あぁ、嫌ならいいんだよ？;;」(汗)
と頬をかきながらいう耳郎さん。
チ『あ、あの…耳郎さんがよろしければでいいですけど…髪の毛結ぶの頼んでも良いですか…？
自分で結ぶとぐちゃぐちゃになっちゃって…////』
私は少し照れながらそう言った。
すると耳郎さんは驚いた顔をして、私の顔を見てニヤニヤしながら抱きついてきた。
耳「かっわいい〜！！そんな髪なんて何回でも結んであげる〜！！！」((ムギュ〜
チ『ふぉああっ！？////』←
興奮して抱きついてくる耳郎さんと、混乱する私。
ていうか私、一日に何回抱きつかれるんですか…？;;
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燐咲 - 宇田川が宇陀川になってます！！！！！！！！！(^^; (2019年3月5日 21時) (
レス) id: 4a651571f9 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - イゼッタ様 ふっふっふ……よく分かりました(・∀・)ニヤニヤ (2018年10月17日 7時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
イゼッタ(プロフ) - 作者の好みはクーデレと見た。 (2018年10月17日 0時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - 受験勉強辛い…(泣) (2018年10月11日 17時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年9月28日 22時
