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サークルは花音の言う通り、たまに映画を見たり喋っていたり、
時間が合うメンバーを集って呑みにいったりが主な活動だった
私は、秋から加入したとはいえまだ家のことがあるから
そんなにサークルには顔を出していないけど。
キャンパス内で手を振ってくれたり声をかけてくれたり
映画研究会の皆は優しくて、思ったより不安もない
父「サークル入ったんだろう?たまには皆とご飯行ったりしないの?」
「うん、いずれ行くよ〜」
父「そうか」
父は父なりに私のことを気にかけてくれている
「そんな事よりお父さんは?デートとか行かないの?」
父「いやぁ、もうそんなにデートとかいう歳じゃ…」
「何言ってんの!!振られるよ!!」
父「え!?振られる!?お父さんやばい!?」
「やばいね。私の事なんて気にしなくていいから、新しい奥さん大事にして」
父「娘に説教される日が来るとは〜」
こうやって2人で向かい合ってご飯を食べるのも、そろそろ終わりがやってくる
家族が増えるのは嬉しい事だけど、なんだか少し寂しくもある
幸せになってほしいとは思うけど、やっぱり血の繋がった家族はお父さんしかいないから
だからなんだか寂しいのかも。
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ぬう(プロフ) - おこめさん» 他の方の作品を盗んだ事はございません。ご不快なようでしたら申し訳ございませんが、こちらの作品ページは閉じて下さいませ。 (2022年7月4日 19時) (レス) id: e513f955a5 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 題名の月下美人、同じ題名で臣くんのお話書かれてる方いらっしゃるのですが大丈夫ですか、、、? (2022年7月3日 16時) (レス) id: dc9901e6d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2022年7月1日 23時