#2 ページ16
ボートから降りたマリアは、とんっ と砂浜に足を下ろす。
『遂に着いたね、ジャック…。』
「あぁ。やけに不気味な島だ。こんな所に本当にあのネックレスなんてあるのか疑いたくなるな。」
するとマリアは、
『ねぇ!みんな見て!あの穴って中に続いてるのかな??』
と、足早にそこへ向かう。
ウィルも見つけたようで、
「本当だな。何か道がある。行ってみよう。」
と、マリアのあとに続いて走った。
2人のあとを追うようにしてジャックも続き、3人は、砂浜から洞窟へと続く道を急いだ。
────────…
中へ入ると、あたりは真っ暗で何も見えない。
時々落ちてくる水滴の音が反響する。
しかも、洞窟の中なのに所々怪しげな光が差し込んでいて、ここが現実世界とはかけ離れた場所であることを物語っている。
『ねぇ…確か、私が今持っている水晶は、溶岩と水の流れがある所に置け…って事だったよね?これって火山まで続いてるの?』
するとウィルがこう答えた。
「それは俺も思ってた。だけどほら、この洞窟、少しずつ傾斜が急になってきてるんだ。このまま行けば山の上とかに出られるんじゃないか?」
「ホントだな…んじゃ、この道が続くままに行ってみるか。」
ジャックのこの言葉で、マリアたちはまた黙々と洞窟の中をどんどん進んでいった。
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ぷりん(プロフ) - こんばんは! とても面白いので是非更新頑張ってください!!応援してます^_^ (2020年2月8日 22時) (レス) id: e42d8623cd (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - さらさん» さら様コメントありがとうございます!更新亀速度ですが見守ってやって頂けると嬉しいです!今必死にストーリー考えてます笑 (2018年5月10日 0時) (レス) id: fb27786827 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!凄く面白いです!続き楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年5月8日 11時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - monicaさん» monica様(≧∇≦)コメントありがとうございます!!ゆるゆるとした更新ですがこれからも見守ってやって頂けると本当に嬉しいですヾ(*´∀`*)ノ (2018年2月13日 0時) (レス) id: 27f62fb8c2 (このIDを非表示/違反報告)
monica - 凄く面白いです!頑張ってください! (2018年2月3日 23時) (レス) id: 86b5e7a233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:°sakura。 | 作成日時:2017年12月20日 22時