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【 A side 】
五条「僕の可愛い生徒なんでね。手は出さないでもらおうか。」
宿儺「!!」
『わ、』
私を抱きしめている宿儺さんを ぐいっ と引き剥がすと、
悠仁くんが可哀想だからあんまり傷付けないであげて⋯。何より顔が良いから。
でも、あまり宿儺さんがダメージを負っている様子はなく。
宿儺「まったく、いつの時代でも厄介なものだな 呪術師は。
だからどうという話でもないが。」
五条「7、8、9⋯そろそろかな。」
がくん と宿儺さんの首が垂れるとすぐに、悠仁くんが パッ と顔を上げた。
虎杖「おっ 大丈夫だった?」
⋯本当に宿儺さんに受肉されてないんだ。
五条「驚いた。本当に制御できてるよ。」
虎杖「でもちょっとうるせーんだよな。Aに会わせろって。」
五条「⋯⋯。それで済んでるのが奇跡だよ。」
トン と先生が悠仁くんの額を小突いて気絶させた。悠仁くんは重いらしい。
五条「さて ここでクエスチョン。彼をどうするべきかな。」
伏黒「⋯⋯仮に器だとしても、呪術規定にのっとれば虎杖は処刑対象です。」
やべ、私 呪術規定 覚えてない。
その規定があったとしても、悠仁くんと宿儺さんに処刑されてほしくない!
『だめ!駄目です先生。それに私、そんな規定知りません。てゆか覚えてない!』
五条「⋯A。可愛いけど規定覚えてないのはヤバいよ。」
五条先生に「 今度規定覚え直ししようね 」って笑顔で言われたのが今日の恐怖体験でしたっと。
⋯覚えてないなんて言わなきゃ良かった。
伏黒「俺も死なせたくありません。」
五条「⋯私情?」
伏黒「私情です。なんとかしてください。」
五条「クックック。可愛い生徒たちの頼みだ。任せなさい。」
びしっ と親指を立てた先生に、改めて色々と最強なんだなぁって実感した。
.
『 喜久福!喜久福! 』
「 Aは規定覚えるまで食べちゃダメ 」
『 ⋯。えーん 』
「 冗談だから嘘泣きでもヤメテ?! 」
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あいか - こんにちは。宿夢あんまりいいの無かったので、神小説で嬉しいです。上から目線ですみません…汗毎日読みます! (4月26日 16時) (レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き!!やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー!続き待ってます! (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます!!これからも試行錯誤しながら頑張っていきます!lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ大好きです!!読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ!!恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜!!続き楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます!ドキドキしていただけて嬉しいです!<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります!#666666がグレーです!話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです! (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年12月28日 14時