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【 A side 】
『⋯え?
虎杖「あッ!!ご、ゴメン!!俺、そんなつもりじゃなくて⋯!」
頬を染めながらも慌てて私の腰から手を離した虎杖?くん。今更ながら筋肉すご。
・・・とりあえずやっと自由だ。
『あ、私 A。藤榮 A。よろしくね、虎杖くん!』
虎杖「おう、さっき聞いてた!よろしくな!俺 虎杖悠仁。悠仁でいーよ!」
『ふふ、悠仁くんね!』
悠仁くんは、眩しいくらいの笑顔を私に向けながら私の手を掴んで ぶんぶん と振る。
さっきの宿儺さんとは打って変わって、全然違う彼に驚いたけど、これで分かった。
『恵くん、彼⋯悠仁くんは受肉されてないと思うよ?なんだか制御出来てるみたいだし。』
虎杖「そうそ、それより俺も伏黒もボロボロじゃん。はやく病院いこうぜ。」
伏黒「⋯⋯。」
恵くんが黙ってこちらを見つめる。何か考えてるんだろうなぁ。
⋯と思ったら見慣れた
『せんせー 遅い!』
五条「ごめん 待たせたね。今どういう状況?」
伏黒「なっ 五条先生!どうして⋯って、そう言えばなんでAもいるんだよ!」
『えっ今更?』
五条先生が「 来る気はなかったんだけどさ 」と言いながら、傷だらけの恵くんの写真を撮る。
⋯どさくさに紛れて私の写真も撮ったの気付いてますからね。
五条「で、見つかった?」
伏黒「⋯⋯。」
虎杖「あのーごめん。俺 それ食べちゃった。」
五条「マジ?」
『マジ。』
虎杖「マジ。」
伏黒「マジ。」
見事に揃った私たち三人の声に、五条先生が悠仁くんを試そうとする。
五条「じゃあ10秒だ。10秒経ったら戻っておいで。」
虎杖「でも⋯。」
五条「大丈夫、僕 最強だから。」
『おぉ⋯ これが噂の 喜久水庵 の 喜久福⋯!』
準備体操をしている五条先生の手元を見たら紙袋を持っていたから『 生徒にお土産なんて優しいなぁ 』と微笑んだら「 帰りの新幹線で食べようね 」と言ってくれた。
やっぱり五条先生は優しい。
伏黒「A!!」
『ぅわッ!?』
宿儺「また会えたな A。」
後ろから私を抱きしめて、頬に ちゅ と口付けを落とした宿儺さん。
⋯まてまてまて、呪いの王 ってこういうことするの?少女マンガとか読んでるみたいな行動するの??(混乱)
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あいか - こんにちは。宿夢あんまりいいの無かったので、神小説で嬉しいです。上から目線ですみません…汗毎日読みます! (4月26日 16時) (レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き!!やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー!続き待ってます! (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます!!これからも試行錯誤しながら頑張っていきます!lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ大好きです!!読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ!!恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜!!続き楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます!ドキドキしていただけて嬉しいです!<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります!#666666がグレーです!話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです! (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年12月28日 14時