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【 A side 】
釘崎「
伏黒「3人・・・でいいんだよな」
まるで泥団子を作るかのように丸められた遺体が2体、下半身が無い遺体が1体あった。
すると、悠仁が酷い殺され方の遺体の方へ近付き、顔がはっきり認識できる遺体の元へしゃがみ込んで ゴソゴソ といじっている。
何しているんだろう。
『・・・悠仁?』
虎杖「この遺体持って帰る」
釘崎「え・・・」
虎杖「あの人の子供だ。顔はそんなにやられてない」
釘崎「でもっ、」
虎杖「遺体もなしで “死にました” じゃ納得できねぇだろ」
遺体を見ている悠仁に近付いて、ぐいっ と制服を引いて立たせた恵くん。
伏黒「あと2人の生死を確認しなきゃならん。その遺体は置いてけ」
虎杖「振り返れば来た道がなくなってる。後で戻る余裕はねぇだろ」
伏黒「“後にしろ” じゃねぇ “置いていけ” っつったんだ。ただでさえ助ける気のない人間を死体になってまで救う気は俺にはない」
そう言った恵くんに掴みかかった悠仁。
やはり、恵くんは情報にしっかり目を通してここの人達が
岡崎 正、2度目の無免許運転で下校中の女児をはねている。確かに進んで助けようとは思えない行い。
釘崎「ったくコイツら・・・、」
『でもさ、2人が言ってること分からなくもないよね』
釘崎「A・・・。そりゃそうだけどさ!」
野薔薇も呆れてきてるし そろそろ止めなきゃ。
『2人とも、そろそろ、』
伏黒「オマエは大勢の人間を助け、正しい死に導くことに拘ってるな。だが、自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする」
虎杖「じゃあなんで俺は助けたんだよ!!」
" なんで助けた " か・・・。
釘崎「いい加減にしろ!!」
『! 野薔薇ッ!!』
釘崎「・・・え?」
野薔薇のすぐ下から呪いの気配がしたから 助けようと動いたものの、
悠仁と恵くんは無事だろうか。
恥ずかしいことに気を緩めすぎてた。
『野薔薇!大丈夫?』
釘崎「平気!けど、Aも巻き込んじゃってごめん・・・」
『ううん 大丈夫!それより野薔薇、
構えて』
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あいか - こんにちは。宿夢あんまりいいの無かったので、神小説で嬉しいです。上から目線ですみません…汗毎日読みます! (5時間前) (レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き!!やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー!続き待ってます! (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます!!これからも試行錯誤しながら頑張っていきます!lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ大好きです!!読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ!!恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜!!続き楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます!ドキドキしていただけて嬉しいです!<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります!#666666がグレーです!話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです! (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年12月28日 14時