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そんなこんなで夜が明けた。勿論、俺等は一睡もしていない。
そして飲みにも行けなかった。ぴえん。
本当に呪術師ってブラックだと思うよ。ガチで。金払いはいいんだけどね。
金払い良くなかったら、呪術師辞めてたっていう自信しか無いわ。
はぁ、と溜息をついて昨日傑に貰った缶コーヒーの余りを口に運ぶ。
今頃、悟は悠仁の尋問をしてんだろうな。いいなぁ。楽しそう。
どーせ、
「好きな地獄を選んでよ」
とか格好付けていってるよ。歌姫が聞いたら大爆笑しそう。
「あんた、そんなキャラじゃないわよ〜!!」
って言いながら、写真撮りそう。俺等の先輩とか碌な人居ねぇな。
学生時代に比べたらあいつマジでキザになったよな。
元々中二病臭かったし。だってそんなんじゃなかったら、傑に対して

「オレ、正論嫌いなんだよね」
とか言わないだろ。

そんなことを考えていたら1時間ほど時間が過ぎていた。
尋問も終わっただろうと思い、休憩と称して尋問しているであろう部屋をのぞきにいく。

『あれ?』
いない。どこ行ったのか。
うーん、と頭を悩ませていると肩を叩かれた。
後ろを見ると探していた悟と悠仁がいた。

「やぁ、お疲れ〜」
「こんちゃっす」

早速疑問に思っていたことを聞く。
『どこ行ってたの?』
と。すると思ってもみなかった返答が返ってきた。

「学長と面接してたんだよね〜。で、勿論合格したよん。」
面接すんの早くね?と言おうとしたのだが

『俺も行きたかった!!お前ずるいんですけど!!』
本音がこぼれてしまった。やっべ、俺の第一印象死んだじゃん。
神様、助けて。

そう思っていると、頭の中に小さい傑が出てきて
「澪、神様を普段信じてなんか無いくせにこういうときに限って救いを求める癖やめろよ。」
苦笑いされる。ついでに肩ポンも。いらついたから、宇宙の彼方にほっぽり出す。
さぁ、そろそろ現実逃避を辞めようか。

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設定タグ:呪術廻戦 , 男主 , 原作崩壊
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なつき(プロフ) - 続き楽しみです!! (2022年4月8日 2時) (レス) id: 337fb59863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるむ | 作成日時:2020年7月1日 14時

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