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悠仁と話すことに気を取られて、馬鹿(悟)に構うこと忘れてた。
昨日、上層部のとこに行ったからかまちょになってんだよね。笑うわー
ちろっと目線を悟の方に向けると直ぐに抱きつきに来たし。
こいつやたらと背が高けぇから面倒臭いんだよ。
図体だけ大きいバブちゃんだから。
構わないと拗ねるし。おい、肩に頭をグリグリすんのやめろ。さりげなく痛いんだよ。
やめろという気持ちを込めて頭をぽんぽんと撫でる。
すると離れてくれた。お、いいこいいこ。
思わず微笑を浮かべる。聞き分けのいい子は好き。
さて、と。そろそろ仕事に戻らないと。
休憩と称して悠仁の様子を見に来たうえ、結構時間が経っちゃってるからな。
「そろそろ仕事に戻るわ。じゃな悠仁、悟」
手をひらひらと振って職員室に背を向けた。
はぁ、どうせ悟の報告書だとかを伊地知がやってるんだろうな。
半分ぐらいやってやらないとそろそろ過労死するって。悟の対応も考え物だな。
もうひと頑張りしますか。
そんなことを考えていた俺は後ろでこんな会話をしていたことを知らない。
「やっべー、時透先生 超かっけー!!!五条先生と全然違う!!!
なんていうの?あふれ出る色気と大人感っていうの?とにかくやべぇわ!!!」
「そうだよねぇ やっぱ澪はかっこいいよねー。
て、悠仁 今なんて?!僕もGLGじゃん!!超大人でしょ!?
ねーねーねーねー」
「そういうとこが大人っぽくないんだと思う…。」
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なつき(プロフ) - 続き楽しみです!! (2022年4月8日 2時) (レス) id: 337fb59863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱるむ | 作成日時:2020年7月1日 14時