〜jaejoong〜約束　８

水着は選べない ページ34

PM5:00


幸せな時間ってあっという間だな・・・


暗くなってきた空を見ながらそんな事を思っていた


「A、コーヒー入ったよ」


振り返ると、キッチンからカップを２つ持った彼が出てきた


「あ、ありがとう」

ソファーに座ると、彼も隣に座って肩を抱いた


「明日からまた忙しくなるけど、出来るだけ来るから」


私の心を読んだ


「うん、でも大丈夫だよ、無理しないで。昨日と今日でもう満タンになったから」

「・・・俺が寂しいから来るの！」


そう言って優しいKISSをした


JJ「６日からのハワイ、大丈夫？会社休めるよね？」

A「休まないと仕方ないでしょ？もうチケット取っちゃってるじゃん」


すると、もう片方の手も私にまわしてぎゅ〜っと抱きしめた


「よかったーー。A、ハワイ行く事にあんまり反応ないから、無理って言われるかと思った」


そんな事心配してたんだ・・・


「水着買わなくっちゃ」


そう言うと、ガバッと体を離して言った


「俺が選ぶから、絶対自分で買っちゃダメ！」

「・・・なんで？」

「色々あるから！」

「なにが？」

「形とか、色とか、いろいろ！」

「・・・は？」

「あーハワイにしたのはいいけど、それだけがネックなんだよなぁ・・」


なにやら、ブツブツ言いながら悩んでる


「せっかくだから、開放的にビキニにしようかな〜」

何気なく言うと、目の色が変わった


「ダメ！！絶対ダメ！！！だから、俺が選ぶからAは何も考えなくていいから。わかった？」


・・・そういう事か。笑


ジェジュンの鍛えられたその体のほうに目がいって私なんて誰も見ないと思うんだけど


これを言っても聞き入れてもらえそうもないので、はいはい。って従った

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