〜jaejoong〜約束　５２

不安の中で ページ28

A「不安になんてなってないよ」

JJ「・・・そう？」

A「早朝の電話でちょっと思い出しちゃったから・・
決めつけてごめん」

JJ「うん・・・ならいい」

そう言いながらもまだ悲しそうな顔に見えて
手を伸ばしてぎゅうっと抱きしめた

抱きしめながら


どうしてこんな顔をさせてしまうのか
最近のジェジュンのどこかおかしな態度

それはなぜか

私がなにか変なのか

私が変だからジェジュンも変なの？


考えてるうちに【不安】

この２文字が胸一杯に広がった


なんで不安？

幸せなのに

なにも問題なんてないのに


だけどそれは消えることなく
そのままどんどん広がって
私の全部を埋め尽くしそうで怖い


ぎゅうっと抱きしめたジェジュンは無言でそのままにされている


体を離して目を見ると、変わらないキラキラ

悲しくても嬉しくても変わらない、キラキラの瞳


唇を重ねて、そのまま深く吐息を混ぜて

ソファーの向こうに押し倒す


驚いた顔ひとつせず、されるがままの彼の

唇、頬、額、耳、そして首筋


順番に唇を落として


ゆっくりと下へ降りる


一度目が合って

そのまま顔を埋めた

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