〜jaejoong〜約束　５２

気持ち ページ27

その時ピーッという音がして

ジェジュンが帰ってきた


A・ﾕﾝ「あ」

同時に声が出た


A「ジェジュン帰ってきた」

ﾕﾝ「うん、ユノからキャッチ入った」


すぐに電話を切ると同時に
ジェジュンがリビングに入ってきた


A「お帰り。どうなった？ユノ大丈夫？」

振り返って急かすように聞いた私に


JJ「・・・ダメ」

一言で片づけた


A「ダメってなにが？」

JJ「明日の韓国行きはキャンセル」

A「え・・・それで？」

JJ「向こうの出方次第だけど、多分向こうはユノのこと気に入ってるし否定しないんじゃないかって」

A「は！？じゃあ交際宣言しちゃうの！？」

JJ「さぁ・・・」

A「さぁ、ってなにそれ。ユンさんどうなるの。ユノの気持ちは？」

ソファーの隣に座ったジェジュンに
詰め寄る様に聞いた瞬間


JJ「俺の気持ちは？」

冷めた目で返された


A「・・・え？」

JJ「Aに疑われた俺の気持ち。どんな気持ちか分かる？」

A「・・・・」

やっぱり怒ってたんだ

思わず視線をはずして下を向いた
そんな私に続けた


JJ「俺Aのこと裏切ったことあったっけ？疑うような行動取ってた？」

A「・・・・」

JJ「不安にさせてたなら謝るから言って」

A「え？」

顔を上げると

怒ってるより

悲しんでいた

不安の中で→←あきらめ

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す