ユチョンの部屋で ページ41
A「ごめんね、寝ていいから。ジェジュンに電話し続けて起きてもらうから」
そう言って部屋の電話を取ると、それを彼が止めた
YC「いいよ。どうせ寝れなくて退屈してたから。
ヒョンも起こすの可哀想だし、起きるまでここにいたら?」
そう言って、私が持ってきた氷の入ったグラスにミネラルウォーターを注ぐと
「はい」
と言って渡してくれた
A「ありがとう。・・・ほんとにごめんね」
YC「もういいって。それより、寒くない?」
半袖のTシャツ姿の私を気遣って言った
A「え?うん、大丈夫」
と、椅子に掛けてあった自分のパーカーを取って渡してくれる
A「ほんとに寒くないから大丈夫」
YC「・・・ヌナ、そのTシャツ一枚しか着てないでしょ?着て」
・・・・しまった
下着をつけずにいた事を思い出して慌ててパーカーを羽織ると、そんな私を見てまた笑う
YC「今のもヒョンに内緒ね。殺されそう」
言いながら、タバコに火を付けた
部屋の窓を少しだけ開けると、静かに外を見ながらタバコの煙を吐いていく
その横顔のあごのラインが、ツアーが始まってさらにシャープになっていた
A「ちゃんと食べてる?」
そう言うと、こっちを向いてニコッと笑った
YC「食べてるよ〜。ヌナ、ほんとにお母さんみたい」
A「寝れないならせめていっぱい食べて、タバコもほどほどにして」
YC「はははは、食べてるって〜。タバコはやめられないよ」
A「なんで?」
YC「ん〜、せいしんあんていざい?あってる?」
・・・・・精神安定剤って・・・やっぱり何か悩んでるの?
YC「間違ってた?」
考え込む私に無邪気な笑顔を向けたけど、
その顔がどうしても無理してるように見えてしまう
A「ユチョン、何か悩んでるなら相談に乗るからね。いつもユチョンには色々お世話になってるんだし
私なんか何の役にも立たないかもしれないけど、話するだけで気が楽になる事もあるし・・・」
そう言う私に、また笑った
YC「ほんと、何もないから。でも悩みが出来たらその時はちゃんと相談するよ。ありがと」
そして、またタバコを口に咥えた
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革ベルト
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butako(プロフ) - こんにちは♪何回かのよみなおしです。何回よんでも引き込まれます!!続きよみた~い^^; (2014年11月27日 12時) (レス) id: be4d740b9d (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - どうも~。ユチョンの恋はせつなげですね。東方神起は、大好きだから幸せになってほしいな♪次へ、Go! (2014年1月22日 14時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - この時はもうすでに。。あぁ、読み返しって、素晴らしい☆" (2014年1月13日 1時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ふーさん 感動してくれてありがとうございます^^ 13もよろしくね! ふーさんの作品も読まなきゃ! (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - みっきさん ありがとうございます♪ 普段優しいのに嫉妬するとSを発揮するジェジュン、私もツボです(笑) これからも頑張りまぁす^^ (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジュエル