〜jaejoong〜約束　12

やってしまった ページ40

AM4:00


ふと目が覚めて、喉が渇いていたためミネラルウォーターを取ろうと冷蔵庫に行くと
テレビの隣に出しっぱなしのそれがあることに気付いた


・・・もったいないな。これ飲もうか


ぬるくなってしまってたから、廊下にある製氷機に氷を取りに行こうと部屋のドアを開けた


と、エレベーターのある方からユチョンが歩いてくる


YC「・・・ヌナ？どしたの？」


Ｔシャツにスェットのジャージといった、思い切り寝てましたって格好の私と違って

ちゃんと服を着てるユチョンが不思議そうに言った


A「氷が欲しくて・・・ユチョンこそ、こんな時間に何してたの？」

YC「ん？あー、眠れなくてちょっと散歩。のついでに買い物」


手に持っていたコンビニの袋を見せた


A「全然寝てないの？」

YC「・・・うん。でもま、こんな事しょっちゅうだから大丈夫」


そう言って笑う彼の顔が疲れていた


A「今日もライブなんだから、今からでもちゃんと寝て」

YC「は〜い、オンマァ。はははは」


部屋に戻る彼の後姿を見送ると、氷をグラス一杯に入れ、部屋に戻った


部屋の前まで来て気がついた


！！！！！鍵持って出るの忘れたーーーーっっっ


ど、どうしよう・・・

ジェジュン、熟睡してたから起きないよね・・・・


一応何度もチャイムを鳴らしてみたけど、もちろん中からは何の反応もない


あーーーやってしまった


携帯も何も持ってない。
手には氷の入ったグラスだけ・・・


このまま誰かが起きてくるまでこの廊下で時間を潰すしかない？

ユノが毎朝ロードワークに起きるのって何時なんだろう・・・

チャンミンに真っ先に見つかったらまた絶対バカにされる〜・・・


あっっ！！！！

ユチョン！！まだ起きてるかな・・・


隣の部屋に入って行ったユチョンを思い出して、思いきってチャイムを鳴らしてみた


すると、すぐにドアが開いて、中から目を丸くしたユチョンが現れた


YC「どしたの？？？」

A「ごめん・・・部屋の鍵持って出るの忘れて、締め出されちゃった・・・」


・・・・・・・


大笑いするユチョンが、中に入れてくれた

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