〜jaejoong〜約束　12

you belong to me ページ21

アパートの下に着くと、最後にユチョンがこう言った


YC「２人の一年記念に『約束』歌ったの、覚えてる？」

A「もちろん。忘れるわけないじゃん。なんで？」

YC「あの歌の歌詞にもあるじゃん。『you belong to me』、君は僕のモノって」

A「・・・・それがどうしたの？」

YC「男はさぁ、誰だってみんな自分の彼女のことをそう思ってるって事だよ。
それを女の人は重荷に感じないで、笑って受け止めてほしいなぁ〜」

A「・・・・・・」

YC「好きになったらなった分だけ、その思いも強くなるって事だから。理解してあげて」


そう言うと、いつもの溶けそうな笑顔を見せて帰って行った


部屋に入ると、昨日までよりは少し気持ちが軽くなってるのに気付いた


さっきのユチョンの様子から、
ジェジュンが別れようとは思ってないという事が分かって安心したのかもしれない


そうなると、携帯を見て彼からの連絡がなくても、普通にリダイアルを押す事が出来た


PLLLLL PLLLLLL・・・・


・・・留守電になってしまった。


はぁ〜・・・。電話に出てくれないんじゃ、謝りたくても謝れない


取りあえずシャワーを浴びると、ベッドに入り
携帯を握りしめたまま２日ぶりに深く眠った


翌朝


起きてすぐに携帯を確認するも、まだジェジュンからの連絡はなかった


・・・なんか段々腹が立ってきた

別れるつもりもなさそうだし、だからってこの状況。一体何がしたいわけ？


コウちゃんの言った通り、ほんとに出るまで掛け続けてやろうかな


時計を見ると、まだ６時


今ならもしかすると寝ぼけて思わず電話を取るかも？


半分冗談でそう思いながら、リダイアルを押した


PLLLL PLLLL PLL


「・・・もしもし・・・」


・・・ほんとに出た！！！

しかも思いっきり寝ぼけた声をしてる


A「も、もしもし？」

JJ「・・・・・っ！」


電話の向こうで、息を飲んだのが分かった


A「ジェジュン？私だけど」

そう言うと、少し間が空いてこう答えた


JJ「ちょっと待って。今は言わないで」


・・・・え？

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