〜jaejoong〜約束　12

そういう所 ページ20

YC「ヌナ、広島公演来るんでしょ？」

A「うん、もう今週の土曜だね。なんで？」

YC「いや、それまでにちゃんと仲直りして欲しいな〜と思って」

A「どうだろう。出来るかな。だってジェジュンが私と連絡取るの避けてるのに」

そう言うと、少し何かを考えてるような顔をして私を見た


A「・・・なに？」

YC「うーん、やっぱいいや。帰ろっか」


そう言って歩き出した彼の後ろを着いて行くと、何かを思い出したようにピタッと止まった


A「え？なに？どうしたの？」

そう言うと、振り返った


YC「足は？もう治った？」

A「あぁ、なんだ。うん、もうすっかり平気だよ」

YC「そっか、良かった。でも少しゆっくり歩くね」


言うと、私の足元を見ながらほんとにゆっくりと歩いてくれる


A「ユチョン、やっぱり彼女作らないほうがいいよ」

YC「なんで？」

A「私がユチョンの彼女だったら心配で毎日胃が痛くなりそう」

YC「ははは、なんで？じゃあ、ジェジュヒョンは心配じゃないの？」


・・・・・ほんとだ
なんで、ジェジュンの事は心配にならないんだろう


もちろん、彼を好きだという女の子が現れたら別だけど、
普段の生活で彼にハラハラさせられたりする事ってないような気がする


考え込む私を見て、ユチョンが笑った


YC「ジェジュヒョンのさ、そういう所がいいと思わない？」

A「そういう所？」

YC「だって、あのルックスにあの性格で、モテない訳がないと思わない？でも、ヌナがそんな心配しないように
ちゃんと一線を引いてるんだよな〜。ヌナはほんと、幸せ者〜♪」


A「ジェジュン、モテてるの？」

YC「・・・モテてないと思ってた？」

A「・・・それもそうか」


また、大笑いをする彼につられて笑いながらも


『ヌナがそんな心配しないように』


こう言ったユチョンの言葉が頭の中をまわっていた

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