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待ち伏せ ページ19

コウちゃんにあぁ言われて、帰り道、
家まで歩きながら携帯のリダイアルを何度も押そうとしてはやめる、を繰り返していた


もしもまた出なかったらまた今夜も眠れない・・・
いや、どっちにしろ眠れないんだから思いきって掛けようかな


『話したい事があるから電話して』


昨日ちゃんとこうメールしたのに連絡がないって事は、私ともう話しもしたくないって事なのかな・・


そう思うと、もう一度電話を掛ける勇気が引っ込んでしまう


その時、コンビニ前の駐車場でタバコを吸ってるユチョンが見えた

向こうも、私を見るとタバコを灰皿に捨ててこっちに歩いてきた


A「・・・何やってるの?」

YC「お帰り〜。ヌナの事待ってた。ちょっといい?」

指が、向かい側の公園を指していた


ーーーーーー


公園のベンチに座ると、ポケットから缶コーヒーを取り出して、1本を私にくれた


YC「だいぶ前に買ったから冷たくなっちゃったけど」

そう言って笑う顔が、いつものユチョンでホッとした


A「ジェジュンの事でしょ?・・って、それしかないか」

YC「ん?ん〜・・・ばれた?笑」

A「・・・元気?」

YC「元気は元気だけど、どうかな、元気じゃないかな」

足元の砂を蹴りながら話す彼の足はやっぱりのビーチサンダルだった


A「それ、まだ早くない?」

私の目線を確認すると


YC「いやぁ〜、もういいでしょ。最高だよ」

足を前に伸ばして得意げに笑う


A「ユチョンは、どうして彼女作らないの?」

YC「なに〜?いきなり。気になる?ははは」

A「うん。だってさ、一番飲みにも行ってるみたいだし、一番色気もあるし、女がほっとかないでしょ」

YC「えーー俺って色気ある?」

A「あるよ〜。自分でもほんとは分かってるくせに」

YC「ははは、そうかな?じゃあ、ジェジュヒョンとどっちが色気ある?」


・・・・・・


どっちだろう?


YC「何で黙るの?そこはヒョンって即答しないと」

A「あ、そうか。そうだね。今のはジェジュンには内緒で」

YC「ははは、俺、ヌナの秘密いっぱい握ってるな〜」

A「え?他に何かあった?」

YC「ばーか、ばーか、ジェジュンのばーか」


私のモノマネをしてふざける彼に

久しぶりに本気で笑った気がした

そういう所→←惚れてるのは向こう


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butako(プロフ) - こんにちは♪何回かのよみなおしです。何回よんでも引き込まれます!!続きよみた~い^^; (2014年11月27日 12時) (レス) id: be4d740b9d (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - どうも~。ユチョンの恋はせつなげですね。東方神起は、大好きだから幸せになってほしいな♪次へ、Go! (2014年1月22日 14時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - この時はもうすでに。。あぁ、読み返しって、素晴らしい☆" (2014年1月13日 1時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ふーさん 感動してくれてありがとうございます^^ 13もよろしくね! ふーさんの作品も読まなきゃ! (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - みっきさん ありがとうございます♪ 普段優しいのに嫉妬するとSを発揮するジェジュン、私もツボです(笑) これからも頑張りまぁす^^ (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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