〜jaejoong〜約束　１０

そこまで似てる？ ページ8

結局ユンさんとよっしーに押されてスタジオに入ると

ジェジュンだけいない


「あれ？ジェジュンは・・・？」


思わず呟いた


ユ「あ、ジェジュンさんは今裏のバルコニーで撮影中です」

A「そうなんですか・・・」


携帯は、ユンさんに渡しておけばいいのかな


「あ、ヌナ！こっち〜」


ユチョンに呼ばれて彼らのほうに行く


YC「ヒョン今撮影中だから、ちょっと待ってて」

A「うん、ユンさんに聞いた。待ってていいのかな」

CM「勝手に帰ったらまた喧嘩になりますよ」


・・・それもそうだな


よっしーを見ると、すでにスタッフの人たちと談笑してる


さすが・・・あれってよっしーの特技だよね


「Aさん、コーヒーか紅茶飲みますか？」


ユンさんが、紙コップを持って聞いてきた


「あ、自分でやります」


彼女の隣に行ってポットのコーヒーを紙コップに入れていると
後ろから声を掛けられた


「ヌナ、来てたの？」


振り向くと、ユノが立っていて、でも顔は私じゃなくてユンさんを見てた


YN「あ、ごめん！間違えちゃた。こっちが本物のヌナだった」

ユ「ユノさん、私朝からいるのに服装で分かるでしょ」

YN「あはは、ごめんごめん、似てるからつい」


そう言われれば、背丈や髪の長さが同じくらいな気がする。
今日の服もジーンズをブーツインってところが共通していた


でも、そこまで似てるかな


よっしーの分の紅茶を入れていると
ユンさんも隣で紙コップを並べてコーヒーを入れている


チラッと見ると、その横顔が美人だな、と思った


私より年下かな？年上かな？


その時、ジェジュンの声がした


「あーもう着いてたんだ！早いじゃーん！」


振り返ると、私に向かって駆けてきてる


ぷっ、犬みたい・・・


JJ「なに？何か面白いことあった？」

A「ううん、別に。何もないけど」

JJ「じゃあ何で笑ってるの？」

A「さぁ？笑ってた？」

JJ「あー俺に会えて嬉しかったから？」

A「だから、笑ってないってば」


JJ「あれ？よっしーもいるじゃん！こんにちは〜」


よっしーのほうに歩いて行ってしまった


相変わらずマイペースだな


よっしーと話してるジェジュンを見てると、ユンさんが言った


「愛されてますね」

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