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嫉妬 ページ12

「あ、Aさん!待ってましたよ
ジェジュンさん、薬も飲まずに眠ってるんです」


言いながら、キッチンに向かってる


「これ作ったので、後で食べてもらってください」

土鍋に入ったおいしそうなおかゆが目に入った


こんな事まで・・・


「ちょっと彼の様子見てきますね」


ジェジュンの部屋に入ると、少し赤い顔をした彼が眠っていた


昨日電話で声おかしかったのに・・・


約10日ぶりに見る彼に、ちょっと心が痛みながらリビングへ戻った


ユ「帰るなりずっと寝てるんです」

A「そうなんですか・・熱はどれくらいあるんですか?」

ユ「さっき計ったら40度近くて」


そんなに・・・


コーヒーを淹れてテーブルに運び、向かい合わせに座った


「Aさん、失礼ですけど歳聞いてもいいですか?」

「え?あ、はい。30です。来月31ですけど」

「そしたら、私の一つ下なんですね」


年上だったのか・・・


年下だろうなと思ってたから少し驚いた


その時、ユンさんの携帯が鳴った


「ヨボセヨ?」


韓国語で出たのにまた驚いた


話しをしながら私を見ている


「ユチョンさんです。代わってくださいって」


メンバーと韓国語で話すんだ・・・


「もしもし?ユチョン?」

「あーヌナ?さっきユンちゃんがいるからって言うの忘れてたから驚いたかなと思って」


「ユンちゃん」って
そんな親しくなってたんだ・・・


「大丈夫だよ」

「ヌナ、俺たち帰るまでいてね。
ヒョンいないと出来ないのあるからもう終わったし、お土産買って帰るよ〜」

「いいよそんなの。笑」

「ほんとにほんとに。帰っちゃだめだよ」


電話を切ると、もう彼女は帰る支度をしている


「え?帰るんですか?」

「はい。Aさんが来てくれたので帰らせてもらいますね〜」


玄関に行って靴を履くと、私の顔を見て、ニコッと笑った


「毎日のようにAさんに似てる似てるって言われてるんですよ〜。
だから他人のような気がしなくって。あはは、迷惑ですよね、すみません」


それってジェジュンも言ってるのかな・・・


ユンさんが帰ったあと、すっかり冷めてしまったコーヒーを飲みながら


彼女に嫉妬している自分に気づいた

病気の彼→←電話の声


ラッキーアイテム

革ベルト


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naepon(プロフ) - どうも~。ユンさん好きだなぁ…ここに出てくる人はみんな、好きだけどぉ♪次いってきます! (2014年1月22日 12時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - ジュエルさん» 相変わらずの面白さでございました。Part11行ってきまーす☆ (2014年1月8日 23時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ちゅのさん ありがとうございます!久しぶりにここ覗いたら、嬉しいコメントがまだ残っていて感激しています。涙してくれてありがとう(泣) これからもどうぞよろしくお願いします! (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - きのんさん 初めまして!お返事遅くなってすみません><; 一気読み御苦労さま&ありがとうございます!^^本当に嬉しいです。もう20まで進んでしまってますが、ぜひまた来てくださいね!^^ (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ありかさん お返事遅くなりました><; そう言ってもらえると、続けていいんだって思えて嬉しいです。ありがとう^^ 私も皆さんのコメントで幸せな気持ちです。感謝してます!^^ (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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