〜jaejoong〜約束　１０

嬉しい言葉？ ページ18

「はいはい。どうもすみませんでした。」

そう言って床に座りなおして彼の手を握ると
さっきとは別人のような潤んだ瞳で聞いてくる


「今日、泊まるよね？」


「明日仕事休めないんでしょ？熱が下がるまでいるから心配しないで寝て」

「じゃあおかゆ作って」

「ユンさんのがまだいっぱいあるよ」

「Aの作ったのがいい」


・・・どういうワガママだ


そう思いながらも少し嬉しくて、キッチンに向かった


キッチンでおかゆを作っていると、チャンミンが覗きに来た

「何してるんですか？」

「あ、ジェジュンがおかゆを作って欲しいって」

「これは？」

「ユンさんが作ってくれたんだけど、私に作ってって言うから」


・・・・・・


チラッとチャンミンを見ると、はぁ〜って顔をしてる

「ジェジュヒョンは本当にヌナに惚れてますねぇ」

「な、なんで？」

「おかゆなんて、誰が作っても同じなのに。じゃあこっちのおかゆは僕がもらいます」


そう言うと、ユンさんのおかゆを温めだした


「さっきお弁当食べたのに、また食べるの？」

「おかゆは消化にいいですから」


そういう問題？


チャンミンを見つめてると目が合った

「ヌナ、僕はジェジュヒョンじゃないですよ」

「っ！！分かってます！」

「ははは、ヌナは本当にからかうと面白いですね」

「・・・・それ全然嬉しくないんだけど」

「うーん、じゃあこれは？」

「なに？」

チャンミンをチラッと見ると、得意げな顔をして言った


「ジェジュヒョンは、一度もヌナとユンさんを似てると思ったことがないって。
こないだあまりにも似てるって言うジュンスヒョンに怒ってましたよ」

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