〜jaejoong〜約束　１０

ヤキモチ ページ17

「あっはははは！ばれた？」

「もう！今そんな冗談言ってる場合じゃないから！手伝って」

「わっかったよ〜。っはい！」


ジェジュンの上半身を起こしてくれた

Ｔシャツを捲ると腕を通して首から脱がせる

ここまででもかなり大変だった


上半身が露わになったジェジュンにすぐ新しいＴシャツを着せると、ユチョンがそっと寝かせた


「はぁ・・・次はどうしようか」


呟くと、ユチョンが言った


「ヒョン起こせば？」

「でも起こすの可哀想じゃない？」

「ヌナに寝込み襲われるりいいかも〜」

「はぁ？なに考えてんの！」

「ははは、ヒョンの場合襲って欲しいか」

「ユチョン！」


その時
私たちの騒がしい会話にジェジュンが起きてしまった


JJ「・・・なにやってんの？」


「あ、ごめん。ほら、起きちゃったじゃん！」


ユチョンを見ると、笑いながら出て行ってしまった


「どう？まだ体だるい？」


おでこに手を当てると、まだやっぱり熱い気がする


「熱計ってみて」

体温計を渡すと、脇に挟んだ


「ユチョンと何してたの？」

「ん？あー、ジェジュンがすごい汗だったから着替えさせるの手伝ってもらってたの」


自分の着てるシャツをチラッと見ると


「ふ〜ん。」

と言って私を見てる


「なに？」

「べつに」

「なにその言い方」

「なんでもないって」


ピピピピ

体温計が鳴って、ソレを渡される


３８．８


「まだ結構あるね・・・。食欲は？ない？」

「食欲はないけど、性欲はある」


いきなり腕を引っ張って思い切り抱きしめた


「ジェジュン、苦しい・・・」

「我慢して」


そう言いながら手が私のニットを捲って背中に入ってくる


「ジェジュン、何してるの」

「・・・なんで？」

「は？何でって、なにが？」

「いいじゃん」

「なにが？」

「なんでも」

「だから何がなんでも？」


訳のわからないやり取りをしてると、彼が笑った


「あっははは！も〜A、俺病気なんだから」

「分かってるよ。ジェジュンが変なことするからでしょ」

「Aが俺の寝てる隙にユチョンと仲良くしてるからじゃん」


・・・・そういう事か


病気でもこうやってヤキモチを焼く彼に、

さっきの不安が少しなくなった

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