エゴ彼氏1

彼女がガチオタでアニメキャラ(男)が大好きだったら2 ページ41

御影玲王

「それ没収。」

貴女の手からリモコンと推しのイラストをヒョイっと奪う彼。自分とは正反対のキャラに随分と嫉妬したようで。しばらくはリモコンもイラストも返してくれません。

「………俺の方がいいだろ。」









凪誠士郎

「……ねぇ、そいつそんなにカッコイイ？」

貴女が「カッコイイ」と言うと一言「ふーん……」とそこから何を話しかけてもいつもより5割増くらいの塩対応。貴女が話しかけるのを辞めると彼から擦り寄ってきます。


「………俺の方がAのこと、好きだし、分かってるし。」







馬狼照英

「こんなのの何処がいいんだよ。」

番組を秒で変えるキング。貴女が「ちょっと！」とリモコンを取り返そうとするけど身長や力で敵うはずもなく……結局貴女が諦めるまでリモコンを返してくれませんでした。


「………俺の方が………。」






剣城斬鉄

「A、何を見てるんだ？」

貴女の横に座り同じようにテレビを見つめる彼。自分とは違うキャラに彼女が夢中になってるのを見て少し不安になったようです。急に抱きしめてきました。


「俺だけを見ててくれないか。」








雪宮剣優
「俺の方も向いてよ、哀しい。」

貴女があまりにも彼が哀しそうな声を出すので思わず彼の方を振り向いてしまいました。するといつもの笑顔で深いキスをしてきます。真っ赤になった貴女を見て彼はご満悦。

「………このまま続けようか？」













二子一輝

「あと……どれくらいで終わりますか。」

貴女が「うーん、30分？」とテレビを見ると「さっきもそれ聞きました。」と後ろから呆れた声が。視線を彼に移すと少し……いや大分不貞腐れた彼が貴女をジト目で見ていました。


「………なんかモヤモヤしますね、何故でしょう。」

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