記憶が消えればいいのに7 ページ9
なんか、睨まれてる………?
別に睨まれるのは慣れっこだけどあんな隠すような視線じゃない、敵意丸出しの視線は初めてだった。
五「なんだよ………、この前からずっとA、Aって!ただの後輩だろ!なんでそんなにコイツが良いのかよ!」
大声で喚く五条先輩。……ん?この人いまなんて言った?
そして私の方を指さす五条先輩。
夏「今日だって4人で出かけようって話をしてたのに……、2人は優しいからAを放っておけなかったんだね。」
穏やかな顔で笑うけど1番瞳が笑ってない先輩。……怖い、怖い。
家「私は自分の後輩を大切にしてるだけだ。」
桃「それを勝手に嫉妬して、虐めるのは違うでしょ。」
2人が言ってくれるけど私の視線は、頭の中はあの嫌な先輩2人でいっぱい。
五「入学式の時から、お前ら、やたらとAに構うようになったな。」
『コイツ実は術式持ちで、お前ら2人を洗脳してたりして〜〜』と明らかにバカにする五条先輩。
は、
洗脳?
私が、この2人を?
夏「なるほど………、だったら納得がいくね。話の筋が通るよ。」
なんで、
なんでそこまで言うの。
貴方達が勝手に嫉妬したんでしょ
私が、貴方達になにかしましたか。
家「クズども。……そろそろ針で口縫い付けるぞ。」
桃「もう私ら五条達と話さないから!」
ダメです、先輩達。
あの人たちは嫌いだけど好きな先輩達にそんなことさせられません。
歌「アンタらね………、いい加減にしなさいよ!」
歌姫先輩が声を荒らげた時、初めて私はこの場面で声を振り絞った。
貴「もう、いいです。」
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くらげ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました🥲思わず主人公とキャラとの関係が程よくて好きでした……(><)読みやすくて良かったです。 (7月27日 22時) (レス) @page49 id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 間違っていました、訂正しました。ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - すみません…間違えました…ページ47でした…。😖🙏🏻 (7月24日 20時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 訂正しました、ご指摘ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ページ46で『家入先輩』が2つあります…。『歌姫先輩』ですよね…?😳 (7月24日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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