記憶が消えればいいのに6 ページ8
歌「あっーーー、もうアンタらに会いたかったわ!」
目の前には久しぶりの歌姫先輩。
これから出かけようとしてたその時にちょうど帰ってきたのだ。
歌「硝子、アンタまた髪伸びた?前髪鬱陶しそうね〜。」
家「ハハ、じゃあ歌姫先輩切ってください。」
肩を組む家入先輩と笑う歌姫先輩。
歌「桃音、アンタまた任務でやりすぎたんですって?」
桃「嫌なことがあって〜、むしゃくしゃしてて、それで〜〜。」
桃音先輩の頭を小突く歌姫先輩。
歌「A………、久しぶり。あのクズどもに変なことされてない!?」
貴「………変なこと、ですか?」
首を傾げる私と頬を撫でてくれる歌姫先輩。
女子みんなと仲良し、それが歌姫先輩なのだ。
それより『変なこと』って?
家「いやあれは……どう考えても。」
家入先輩が口を開いたその時…………。
五「うわ、揃いも揃って何してんの。女子大集合じゃん。」
後ろから聞きたくない声が聞こえた。………せめて振り向かないようにしよう。
夏「これからお出かけかい?」
穏やかに聞いてくる夏油先輩。………まさかの苦手な先輩×2………。
でもこの先輩たちはいつでも一緒にいるからなぁ。
家「何してんだクズ共。」
五「いや?お前ら2人居ないからどこ行ったのかって傑と探してたんだよ。」
後ろから話し声が近づいてくる。………嗚呼嫌だ嫌だ。
夏「Aもいたんだね。小さくて気づかなかったよ。」
桃「A、こっちおいで……大丈夫だから。」
近くで止まったかと思うと私の名前が呼ばれた。……振り向いた方がいいのかと思ったけど桃音先輩がそれを許してくれない。
家「これから買い物に行くんだよ、私らは。後輩を大切にもできないクズどもと話す時間はない。」
桃「私の後ろに隠れてて。」
歌「やっぱ凛アンタら後輩虐めしてんの!?最悪!」
桃音先輩が私の前に立つ。
………五条先輩と夏油先輩の視線が厳しくなった気がした。
1093人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くらげ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました🥲思わず主人公とキャラとの関係が程よくて好きでした……(><)読みやすくて良かったです。 (7月27日 22時) (レス) @page49 id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 間違っていました、訂正しました。ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - すみません…間違えました…ページ47でした…。😖🙏🏻 (7月24日 20時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 訂正しました、ご指摘ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ページ46で『家入先輩』が2つあります…。『歌姫先輩』ですよね…?😳 (7月24日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ