記憶が???? ページ46
『また来たの?…………懲りないのね。』
目の前で少し皮肉げに笑う私。ここは、前来たことがある気がする。
そして、皮肉げに笑ってるけどそこの見えない悲しみも………………。
私は知ってる気がする。
貴「また来たの?って…………一体どう言う…………。」
『そのままの意味よ。…………記憶がそろそろ、だね。』
私の顔をチラ、とみて瞳を細める私。
どうして、
どうして、なんで?
そんなに悲しそうな顔をするの、
私もうすぐ記憶をとり戻すんでしょ、
先輩たちとまた笑いあえるんでしょ、
なのに、どうして、
どうして泣いてるの、
辛そうに言葉を紡ぐの
『そっか、貴女は【幸せ】ね。でも、思い出しても、同じことが言える?
思い出しそうならもう、さようなら。
私ができることは偶然来てしまった貴女を目覚めさせるお手伝いをするだけ。』
ーーーちょっと待って!、と言いたかったけど私は背を向けて歩きだしている。
そっちは暗闇しかないのに。
私は、そっちがお似合いと言わんばかりに進んでいく。
とめようと思ったらふと、私がこちらを振り向いて割と大きな声で言った。
『今度は貴女も自分を我慢しないでね。私からの、お願い。』
1093人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くらげ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました🥲思わず主人公とキャラとの関係が程よくて好きでした……(><)読みやすくて良かったです。 (7月27日 22時) (レス) @page49 id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 間違っていました、訂正しました。ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - すみません…間違えました…ページ47でした…。😖🙏🏻 (7月24日 20時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 訂正しました、ご指摘ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ページ46で『家入先輩』が2つあります…。『歌姫先輩』ですよね…?😳 (7月24日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ