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記憶が消えればいいのに3 ページ5

貴「いいです………本当のことですから。」







桃音先輩と家入先輩に笑えば2人とも苦しそうな顔をする。







桃「私たちは分かってるから。」

家「無理するなよ。」








この2人にはどうしても心配をかけてしまう。……嫌だなぁ、大好きなのに。












心配なんてかけたくないのに。











貴「大丈夫です、………ありがとうございます、先輩。」









自分のことを心配させてしまう不甲斐なさ、情けなさ……でも心配してくれる嬉しさが勝ってしまう。












七「………どうして貴方は………。」

灰「………んで、………方が………なの。」













後ろの2人が何か言ってる気がしたけど聞こえない。どうせ私の悪口。












聞く必要なんかない。












弱いから冷たいのならずっとずっとこの2人は私に対して冷たいままでいい。













強さで人を判断するような人、私の友人には要らない。













貴「ごめんね、七海くん、灰原くん。」











私のことを貴方たちが諦めてるように、冷たくなった貴方たちのことを諦めたの。











何が事がある度に「私のせいで」「私がしたから」「私の責任」………。












もう、疲れたから。












謝ることにしたの。











私が悪くなくても、謝る。














これで収まるから。















めんどくさい七海君のお小言も。









ストレートに態度で嫌ってくる灰原くんも。















『謝れば』何も言わない。















ただ黙り込むだけ。



















ここに私の居場所なんてないのかも。

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くらげ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました🥲‎思わず主人公とキャラとの関係が程よくて好きでした……(><)読みやすくて良かったです。 (7月27日 22時) (レス) @page49 id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 間違っていました、訂正しました。ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - すみません…間違えました…ページ47でした…。😖🙏🏻 (7月24日 20時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 訂正しました、ご指摘ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ページ46で『家入先輩』が2つあります…。『歌姫先輩』ですよね…?😳 (7月24日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水晶 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年10月30日 15時

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