検索窓
今日:9 hit、昨日:8 hit、合計:338,743 hit

記憶が消えて〜〜 ページ36

カーテンがバッ……と開けられる。そこには…………










七「貴女が倒れたと聞いて…………、大丈夫ですか!?」

灰「いつか倒れると思ってたけど……大丈夫!?」











顔を真っ青にして、肩で息をハァハァ……とする七海君と顔を真っ赤して私を見つめる灰原くんがいた。











貴「うん…………、今起きたよ。私は大丈夫。」











そう言うと2人の間にほっとした雰囲気が流れる。さっきまでの雰囲気を私が作ってしまったのだとしたらなんだか申し訳なくなる。












貴「なんで気を失ったかはまだわかんないんだけど……。」










灰原くんが肩で息をしながら口を開く。










灰「分かんなくても…………、目を覚ましてくれたことがめでたいんだから…………、大丈夫だよ……!」















家入先輩が「何が大丈夫なんだよ」と呆れ目で笑っているのがわかる。












貴「それにめでたいって大袈裟な…………」












そう口にすると桃音先輩が少し笑いながら私の頬を撫でた。









桃「あのね、Aちゃん……2人は任務を早く放ったらかしにして帰ってきたんだよ。」

















任務を?









放ったらかし!?














貴「任務を放ったらかしに、してまで来たの!?

早く戻らないとじゃ…………。」















私がそう言い終わる前に七海くんが眉をあげた。

















七「任務なんて…………と言い方をしたらいけないのでしょうが、任務はまた別の呪術師が派遣されるでしょうね。まぁ……代わりがいるので大丈夫でしょう。

でも、私たちの仲間は1人しか居ないんです。」



灰「そうだよ、大袈裟って言うかもしれないけどAが倒れたって連絡があった時俺らすごい驚いたんだよ。」



















私が倒れたごときで任務を放棄するなんて、とてもじゃないが褒められたことじゃない。

















でも、素直に気持ちが嬉しかった。



















貴「ありがとう……2人とも。」

















その後七海くんが「特級ふたりがいながらAを失神させるとはどんな了見ですか。」と言いながら鉈を出していたのを全力で止めたのは別の話。

記憶が消えて〜〜→←記憶が消えて〜〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (405 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1093人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くらげ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました🥲‎思わず主人公とキャラとの関係が程よくて好きでした……(><)読みやすくて良かったです。 (7月27日 22時) (レス) @page49 id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 間違っていました、訂正しました。ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - すみません…間違えました…ページ47でした…。😖🙏🏻 (7月24日 20時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 訂正しました、ご指摘ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ページ46で『家入先輩』が2つあります…。『歌姫先輩』ですよね…?😳 (7月24日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水晶 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年10月30日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。