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記憶が消えて〜〜 ページ34

目を開くと真っ暗…………、ここはどこだろう。









さっきまで私は五条先輩と、夏油先輩といて……よく分からない呪霊が私に何か質問を…………、













ーーー……ねぇ、…………知りたくない?…………君がどうして記憶を失ったか。













貴「うっ…………。」













思い出すとガンガン、キリキリ…………と頭が痛んだ。









思わずうずくまってしまう。…………早くここから出ないといけないのに。











一度足に力を入れるけどなかなか立てなくて。











どうしよう、と思ったその時どこからか人がいる気配がした。














「うずくまってるけど大丈夫?」



















「私は貴女。Aよ。」












目の前の私は見れば見るほど私で。顔も体型も服も全くと言っていいほど一緒。















貴「なんで、私…………。」











そう言うと目の前の私は目を細めて口を開いた。












「…………五条先輩と、夏油先輩と、仲良くしてるんだね。」















意図が分からず頷いてしまう。……だって2人とも良い先輩だし。












「アハハっ…………。自分たちのせいって罪悪感感じてるのかな。


…………言ったこと、やったことはもう戻らないのにね。」



















『今更何よ。』と自嘲気味な顔で笑う自分。もう1人の私の瞳は光が映ってなかった。















ゾッとした私が彼女の瞳を見つめると彼女はまた口を開いた。













「七海くんと灰原くんとは?……2人とも優しい?」











私はまたもや、ゆっくりと縦に頷く。













「…………そっか。罪悪感だろうけど、…………急にかけられた術式だっけど知れてよかった。」














悲しそうな、切なそうな瞳。


















全てを諦めた、そんな瞳。



















「もう向こうに戻って。……あんまりこっちにいたらダメだから。私が、戻れる日までよろしくね。」

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くらげ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました🥲‎思わず主人公とキャラとの関係が程よくて好きでした……(><)読みやすくて良かったです。 (7月27日 22時) (レス) @page49 id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 間違っていました、訂正しました。ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - すみません…間違えました…ページ47でした…。😖🙏🏻 (7月24日 20時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 訂正しました、ご指摘ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ページ46で『家入先輩』が2つあります…。『歌姫先輩』ですよね…?😳 (7月24日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水晶 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年10月30日 15時

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