記憶が消えて〜 ページ31
貴「先輩達………！？」
どうしてここに………！？そんな疑問を見え透いたように夏油先輩が口を開いた。
夏「任務から帰ってきたんだよ。教室に戻ろうと思ったら君の声が聞こえてきたからここに来たんだ。」
私を庇うようにして前に戦闘態勢になる2人。五条先輩が私の方を見てにっと口を緩める。
五「後輩はすっこんでろ。秒で終わらせてやるからよ。」
言葉は若干汚いけど、先輩なりに私を守ってくれてるのだろう。
表情や言い方に優しさを感じる。
貴「先輩………、ありがとうございます。でも、」
『私も闘います』と言おうとすると口をつぐまれる。夏油先輩の手が私の口を塞いだのが原因だった。
貴「ッ……………！？」
突然手の温もりがダイレクトに伝わってきて思わず「んぐぅ！？」と変な声が出てしまう。
夏「無理なんてしなくてもいいよ。私達が守ってあげるからね。」
ニコ………と安心するような笑みを浮かべる夏油先輩。
………ん？私、今なんで変なことを考えたの？
夏油さんの表情を、
今の感じ方だと夏油さんがまるで……………。ううん、そんなはずない。
だってあんなに穏やかに安心させるように笑ってくれる人なんだから。
五「お前は黙って守られとけ。」
五条先輩も私と頭をぐしゃぐしゃ、と無遠慮に撫でてくる。しかも無遠慮に、だ。
おかげで髪はぐしゃぐしゃになってしまった。
「ふーん、そんなことしてるんだ。
罪、滅ぼし？
私、なにかしたの？
「あー、違う違う君じゃなくて。そこの2人。………今更そんなことして………、可哀想なA。」
可哀想？
どういうことだろう？
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くらげ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました🥲思わず主人公とキャラとの関係が程よくて好きでした……(><)読みやすくて良かったです。 (7月27日 22時) (
レス) @page49 id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 間違っていました、訂正しました。ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - すみません…間違えました…ページ４７でした…。😖🙏🏻 (7月24日 20時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 訂正しました、ご指摘ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ページ４６で『家入先輩』が２つあります…。『歌姫先輩』ですよね…？😳 (7月24日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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