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記憶が消えて〜〜 ページ30

そして色んなところを回ること1時間半…………。












貴「ここ…………どこ?」














私はなんと…………迷子になっていた。周りには見たことあるような、ないような…………そんな廊下が広がっている。












桃音先輩と家入先輩が「学園長に呼ばれたけどすぐ戻ってくる」と見送り、歌姫先輩も「すぐ済む用があるから」と行ってしまった。














七海くん達も「何か飲みもの買ってきますね」と自動販売機の所へ行ってしまった。
















一通り先輩達と回ったからと言って2人を追いかけようとするんじゃなかった…………。














貴「早く帰らないと…………。でも…………。」













さっきの場所に戻ろうと思って動いたらますます分からなくなってしまった。


















廊下を曲がっても曲がっても同じ廊下が続いてる気がして、分からなくなる。
















貴「みんなに迷惑かけたくないのに…………どうしよう。」














思わずポツリ、と口から本音がこぼれる。


















「あー、あー、迷っちゃったの?こんなに広いところで。」












下を向いていた私の目に急に映る黒い靴。……誰だろう。













「あっ、そうか。俺のことも忘れるんだったね。俺の名前、は別にいっか。…………まぁ初対面の時も君に名乗ってないし。」














最後の言葉だけ、聞こえなかった。…………ゆっくりと頭をあげるとそこには深く帽子をかぶった、男性が立っていた。














スーツを着ていて、初めて聞く声のはずなのに身体がゾワゾワしだす。











貴「あ、えっと…………、貴方は、誰ですか。」

















そこまで尋ねるとフフ、と口元を緩める目の前の人。

















「うーーん、それを知るのはまだ先で良いよ。君はまだ思い出したくないみたい(・・・・・・・・・・)だからね。

いやぁ、君には狙いをつけたんだよ。ずうっと前から。」



















その時。



















五「うちの後輩になんか用か。」

夏「怪しい人はお引き取り願おうか。」

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くらげ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました🥲‎思わず主人公とキャラとの関係が程よくて好きでした……(><)読みやすくて良かったです。 (7月27日 22時) (レス) @page49 id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 間違っていました、訂正しました。ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - すみません…間違えました…ページ47でした…。😖🙏🏻 (7月24日 20時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - しろりんさん» 訂正しました、ご指摘ありがとうございます。 (7月24日 20時) (レス) id: 965d102c72 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ページ46で『家入先輩』が2つあります…。『歌姫先輩』ですよね…?😳 (7月24日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水晶 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年10月30日 15時

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