不良の反応日記：壱

夢主が親から虐待を受けていたら3 ページ32

場地

「…………お前のこと、分かった風になってた。気づけなくて悪かった。」

貴女に対ししっかりと謝ってくる。貴女が「謝って欲しくて話したわけじゃない。」と笑顔を作りながら言うと顔を歪ませながら
「なんで辛れぇって言わねぇんだよッ………！」と抱き寄せてくれる。
それからは貴女の家に向かい、親にあって一言。

「おい、クソ野郎ども。Aは今日から俺の家で暮らすからな。」


千冬

「お前、コケたって言ったじゃねぇか！俺はそんなに頼りないかよ……！」

膝に青痣をよく作ってくる貴女を心配してくれる彼。心配性の彼に心配をかけたくなくて貴女は嘘をつきます。しかし貴女が
「昔は優しかったのなぁ。家帰りたくない。」
とため息をついてるのを聞いてしまう。そっからは尋問タイム。

千「クソ野郎じゃん、俺の家に住もうぜ。な？」


半間

「あはッ、なんだその痣。だりぃな♡」

字面では分からないけど顔や雰囲気からしてめっちゃキレてるのが分かる。
いつもはおちゃらけながら
「いつ潰そっかなｰｰｰｰｰ♡」と言ってるのに今日は「よし、今から行くかぁ♡」と貴女の手をぽけっとに突っ込みずんずんと貴女の家に向かう。

半「俺、お前らの娘の彼氏♡てことで今までAにしてきたこと返すからな♡ヒャハ。」


稀咲

「家に案内しろ、いいから。」

前々から貴女が虐待されているのではと疑っていた賢い彼。今日貴女の腕にある生々しい火傷が決定的確信に変わる日になります。貴女が「あ、う、うん」と少し慌てて家に案内します。
そして家に着くと稀咲がインターホン越しに一言。

「顔も見たくないからこのまま言うが…、彼女は俺がもらう。今日から俺の家で暮らす。あと少しで警察も来るからな。」


灰谷蘭

「………そいつら名前と顔は？」

貴女の親の名前と写真を見せると「今日はとりあえず俺らの家に泊まれ。」と言ってくれた彼は「ちょっと野暮用」と言って一晩中帰ってきませんでした。その朝、ビクビクしならがら帰ると家の前にパトカーが。警察の言葉に貴女は耳を疑いました。

警「おかしくなってるぞ、この母親。」

母「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいもう、許して熱湯かけないで。蹴らないで殴らないで。」


………誰かこんなことしたんでょうかね？

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