私、上司と結婚するみたいです。

色気全開年下男 ( 北山side ) ページ33

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北「誰？」






「せ、先輩！」





背後に俺がいるとは思わなかったみたいで、



Aはすごく驚いた顔をした。




藤「あ、星野と同期の藤ヶ谷太輔です」




色気ムンムンに出しやがって…




北「藤ヶ谷…ふーん、で？うちの部下になんか用？」





うちの部下っていうか、“俺の彼女”だけど！





藤「あ、いや…用っていうか…」





「先輩、藤ヶ谷くんは私の相談に乗ってくれてたっていうか…」






北「相談？こいつに？」




上司の俺じゃなくて？一体なんの相談だよ！




Aにボソッと耳打ちでなにか言う藤ヶ谷。





北「部署が違うのに、一体何の相談だよ」





「あ、それは…」





藤「まぁ、同期にしか分からないことってありますから！
じゃあな、星野！また飲みに誘うわ！」




「あ、うん！じゃあまた！」






北「…飲み…？」





同期にしか分からないこと…？



飲みに誘う…？






北「…ああいう色気全開の奴がタイプなわけ？」






「えっ、違いますよ！そんなんじゃっ…」






北「…今日！家に来いよ！絶対！！！
前と同じ時間に同じ場所、集合！」








「あ、ちょっと先輩っ…」






俺の方が色気のある大人の男だってこと見せてやる！！









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