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#46 誕生日記念! ページ5
Aside
総悟に連れてこられたのは見覚えのある部屋。
あ、ここ総悟の部屋か。
「久しぶりだね」
「適当に座って待っててくだせェ。俺は着替えてきますんで」
「分かった」
箪笥を開け、隊服らしき黒い服を持って引き襖独特の開閉音を響かせながら出て行った。
それじゃあファイルを見ようかね。
私が探してるのは第五師団に関する情報。
春雨の本艦にいたときは偉い人の話が長くてぜんっぜん聞いてなかったし、万が一第五師団が第七師団と敵対関係にあったら嫌だから。
情報を少しでも、と思って真選組屯所に来た。
案の定情報はたくさんあった……けどこのなかに第五師団の情報があるとは限らない。
総悟から座布団を拝借する
風通しがよい窓側に座り、指名手配者リスト第一巻を見る。
「涼しい…」
横に垂らした髪が頬を撫でる。
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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年7月8日 20時