#39 誕生日記念! ページ42
誕生日スペシャル
---Aちゃんがまだ第七師団にいる体でお願いします---
神威side
今日は俺の誕生日〜!
今年もAに祝ってもらうつもりだよ。
ていうか、俺の誕生日なのに誰も廊下歩いてないってどういうこと?
俺の誕生日分かりやすいよね?
ねぇ?
もうAに頼っちゃえ。
Aの部屋(神威の隣の部屋)の前に来る。
コンコン
憎しみを籠めてバキッとドア破壊したいとこだけど、Aにマジできれられたからやめておく。
『はーい…って神威?!』
ドアを開けて出てきたAはまだジャージ姿で寝起きだと考えられる。
はは、寝癖ついてる。
『ちょ、ちょっと待っててね!』
そう言って部屋に引っ込もうとするA。
神威「そうはさせないよ」と、手でドアを掴み、Aが引っ張る方と逆の方向に力を込める。
『ぐっ…ちょっと…さあ!こっちの方滑りやすいんっ…だよ!?』
神威「ははは、必死な顔」
『笑うなぁ!』
---ひと段落して---
『で、なに?』
結局着替えないで玄関で質問するA。
神威「あのさ、今日俺誕生日じゃん?プレゼントとかないの?」
『はぁ?サザ●さん方式なんだから歳とらないじゃん。誕生日とか関係ないんじゃないの?』
神威「歳取らなくてもプレゼントは欲しいんだよ?」
『はぁ…ちょっと待ってて』
そう言って部屋に引っ込むA。
何取りに行ったんだ?
ていうか、許嫁なんだから部屋に上げてよ。
勝手に上がるか。
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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年1月16日 14時