#17 5月31日書換 ページ19
神威side
Aが反省したのを見てから、何やかんやで雪遊びを再開した。
まあ、やるっていってもかまくらとか雪だるまとかを作るだけだけど。
A「ねぇ神威見て見て!雪兎!!」
嬉しそうに作り立ての雪兎を見せてくるA。
神威「俺の方がでかく作れるし!」
こういう時に張り合いたくなるんだよね。
カッコいいところ見せたいし。
2分くらいでAの雪兎より2・3倍大きい雪兎を作った。
A「んな!それなら…」
Aが後ろを向いて俺に見られないように作りだした。
神威「A〜まだ〜?」
A「あとちょっと〜」
作り始めてからかれこれ10分経った。
まだ正座をしたまま雪兎を作っている。
これさ、バックハグできそう……
そっと行ってさ、ぎゅってやればできそう…
そーっとAに近づいて、
A「神威できたよ!」
肩に手を回す。
A「かむうわっ!!何っ!?」
振り向いたAの頬と、俺の唇が触れ合った。
.
___時間が止まった_____ように感じた
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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年1月16日 14時