#16 5月31日書換 ページ18
A「あ…そうだった…」
__時を、戻そう__
A・神威「「うおァァァァァァァ!!」」
Aが投げた雪玉を神威が交わす。
それとほぼ同時に神威も雪玉を投げつける。
Aの髪先に当たり、髪が切れる。
雪に足がとられた神威。
滑って転んだところを、Aに狙われた。
Aが投げた雪玉を間一髪のところで避ける。
直後、Aの背後に回った神威が後ろから雪玉を投げつけ、その気配を察知してAが頭を下げてかわす。
そんなこんなが5分くらい続き…
神威「いたた…」
A「いたぁ…」
風圧などでついた掠り傷を撫でながら一次休戦と称し、投げる雪玉を備蓄する。
神威「じゃあA、第二ラウンドといこうか!」
それを合図に二人が雪玉を投げる。
前に雪玉を投げることに夢中だった神威が、
Aが思いっきり真上に投げたドでかい雪玉に気付かなかった。
A「神威ごめーん!!」
神威「……殺しちゃうぞ?」
どさどさーっと音がして、神威が雪にのまれる。
A「かっ神威ィィィ!!」
神威はAの想像以上に、埋もれた。
___時は戻り、現在____
NO side
A「…で探したんだけど、結構埋まってて手が寒かったから帰ってきたの。」
神威「最後まで探せよ。俺は探したよ?」
A「ごめん……もう死んだかなって…笑」
神威「笑うなヨ」
Aの頭を、めきっという音と共に鷲掴みにする。
そのままAの足が地面につかなくなるくらいの高さに上げる。
A「ごめんごめんごめんん!!痛い痛い!!足!足浮いてる!!」
神威「神威様ごめんなさいって言ってみ?」
A「神威様ごめんなさいすみませんでしたもうしません」
ほぼノンブレスで言い切ったA。
神威「ならいいや。」
と、腕を下げAを地面に戻す。
A「ったく…乙女の顔を…」
神威「何か言った?」
A「いや何も」
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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年1月16日 14時