No.36_依頼 ページ44
一方、Aと別れ渋々探偵社に行った太宰はというと──────
太宰side
「あー……あつ」
Aと道で別れた後私は自分の頬を触りながら呟いた
恐らく、私の何時ものポーカーフェイスは崩れて顔は赤く染まっていると思う
本当にAはどれだけ自分が可愛いか自覚してほしいよ、まったく……
心配だな、あんな可愛い子(27)が1人で歩いていたら誰かに誘拐でもされちゃうんじゃあないかい!?←
そう思いながら、トボトボと1人で探偵社に向かった
in探偵社
コツコツ
いつも通り階段を登って行く。いつもと違うことは、遅刻しないでちゃんと時間通りということ
私は階段を登り切り、ドアを開けて中に入る
「おはよーございまーす」
敦「あ、おはようございます。太宰さん…………って、あの太宰さんが時間通りに出社している……!?」←
敦くんが書類整理をしている手を止め此方を見た
国「何!?………敦、今日は槍でも降るのか?」←
いや、そこまで驚く程でもないじゃあないか
朝っぱらから失礼だね国木ィ⤴田クゥン⤵は←
「失礼な。私だってしっかり出社する時はするよ?」
私は椅子に腰掛けた
乱「大方、A関係だろ?」
乱歩さんがラムネを飲みながら言う
「そうです!流石乱歩さん」
敦「そういえば、Aさん今日非番ですよね」
「そぉーうなのだよ敦くぅん。早くも私A不足で死にそう。
それにさぁ、聞いてくれ給え。A、今日ポートマフィアで仕事でね、あの蛞蝓やらロrコンやらいる所に純粋で可愛すぎるAが居るとなると気が気でならないのだよぉ」(一息)←
敦「あ、ソウナンデスネ(引き気味)」
「まぁそういう事だから、仕事は出来ないn……」
国「駄目だ。今日はお前に依頼……果し状が来てるからな」←
敦「いや、どういう状況ですか!?」
「え〜〜何それやだやだ。他の人にでも回せばいいんじゃない?」
国「駄目といったら駄目だ!お前宛なんだから、責任持って解決して来い!
あぁ、ついでに敦も此奴について行け。太宰だけだと事を大きくしかねないからな」
「えぇ〜〜只でさえAが居なくてやる気が出ないというのに?」
そして椅子の上でだら〜んとだらけた
国「敦、此奴を連れて行け」
敦「え、あ、はい。ほら、太宰さん行きますよ」
「だから嫌だと言っているじゃあないか。敦くぅん代わりに行ってきて〜」
敦「いや、僕も行くので。太宰さんも行きますよっ!」
そして敦くんに引っ張られ依頼場所へと向かった
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作者名:アンモナイトゥ | 作成日時:2023年10月31日 22時