No.33_約束!! ページ41
Aside
「それ、何色ですか?」
そう言うと、2人共何かに気付いたように私を見た
森「真逆、そこ迄とは。正直に答えてね」
エ「A、………今、此のドレス何色に見える……?」
「……私には白黒に見えます。矢っ張り、色覚なんですかね」
本当は誰にも言いたくなかった。けど、森さんには敵わないよね。
私は苦笑いで言った
森さんを見ると何かを考えている様子だった
あ〜〜……怒られるかなぁ……何でここまで放置したのだい?って。
森さんの表情を伺っていると、急に真剣な表情が柔らかくなった
えっ……何かの前兆……?コワイコワイ←
そして、森さんが口を開いた
森「Aちゃん、正直に言ってくれて助かったよ。これでやっと薬を作ることが出来る。ね、エリスちゃん」
フェ?←
エ「そうよ!いつもAは曖昧な表現ばかりだから、困ってたのよ!」
「え、怒らないんですか……?しかも、薬って……作ってくれるんですか……?」
ちょっっと待て。エリスちゃんは兎も角、私の知っている森さんはこんなに優しくないッ!!←
森「?当たり前じゃないか。Aちゃんには貸しが沢山あるからね」
エ「そうよ!帰ってきたんだし、たまにはリンタロウを頼ってみなさい!」
あぁ、優しいな。治くんといい、探偵社の皆といい、ポートマフィアの皆といい、優しいよ
「ありがとうございます!
でも、私も大人なんで。何かお返しとして……何か欲しい物とか無いですか?」
いや、相手はマフィア首領だ。何でも買える立場なんじゃないか?←
森「うーん。そう言われてもねェ……」
森さんが頭を悩ましている時、あっ!とエリスちゃんが人差し指を立てて座っていた椅子から立ち上がった
エ「じゃあ、私と一緒にお買い物しに行きましょ!」
「それ良いね!!名案だよエリスちゃん!」
森「おっ!いい考えだね!Aちゃんとエリスちゃん、お揃いの服を着ていたら……あぁぁ〜私の想像では"可愛い"の頂点に立つよ!!」←
エ「リンタロウ、キモい。あと、ついて来ないでね」
森「そんなぁ……でも、か弱い女の子2人は一寸心配……そんな事無いか」←
おい、森さん今私の方見て言ったよな←
「女の子2人だと心配ですよね森さん?(圧)」
森「あ、あーそうだねー中也くん辺りを護衛でつかせようかなーソウダーソレガイイ」←
「うん。そうですね〜」
エ「やった〜Aいつ行く?」
「そうだねぇ、明後日とかどう?」
エ「良いわね!行きましょう!」
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作者名:アンモナイトゥ | 作成日時:2023年10月31日 22時