No.28_首領との距離感 ページ34
中也side
それから1時間Aは説教タイムかな、と思っていると
首領が口を開いた
森「……しょうがない。今日は聞きたいことが山程あるからね」
そうだ。俺は道中に大まかな出来事を聞いたが首領は何も知らないはず。……………たぶん
「確かに。俺は歩いている間に少し聞いただけだからな」
エ「そうね。今日はトクベツよ!」
俺の言葉にエリス嬢ものる
A「おぉ〜!有難うございます!」
Aは大袈裟に喜んだ
森「それではさっそk……」
A「あっその前に」
喋ろうとした首領にAが若干被さって言う
こんなこと出来るのはAかエリス嬢か…………後はクソ青鯖ぐらいだ
あ
そういえば、Aは太宰が
そう考えていると
A「他の"みんな"にも会いたいので呼んでもらえますか?」
Aはそう言いながら苦笑いで何処から取り出したのか、大きな紙袋を手に取った
"他のみんな"、あぁ、芥川や姐さんのことか
ていうか、
「いや、袋デカくねェか!?」←
A「いや〜そうなのだよ。みんなにお土産〜
なので森さん、みんな呼べますか?(圧)」
森「それ半分脅しだね。Aちゃん」←
A「アハハー」
森「まぁいいよ。今丁度休憩時間なんだ。紅葉くんと芥川くん、銀くんでいいかな?あっ、中也くんも今休憩ね」
A「おお〜流石森さん。分かってるね」
「あぁ、有難うございます」
……この様子だと太宰が此処にいないことは分かってるっぽいな
森「よし、連絡はし終えたから来るまで待とうか」
A「じゃあ先に、はい、エリスちゃん!お土産!」
そうしてAはデカい紙袋の中から大きい、うすピンクの熊のぬいぐるみを取り出してエリス嬢に渡した
てか、此のぬいぐるみが8割位じゃないか?←
「デカッ!?」
エ「わぁぁ〜〜!!Aありがとう!!リンタロウのドレスより100倍ましだわ!!」
エリス嬢は見るたび目をキラキラさせながら受け取った
その横で密かに、な、なんで〜エリスちゃあん、とダメージを受けている首領に見向きもせず←
A「わぁ〜エリスちゃんが喜んでくれて嬉しいな〜」
Aはそんなエリス嬢を見て心底幸せそうな顔をした
「A、頬緩みすぎてなんかもう怖いぜ」←
A「大丈夫、大丈夫。森さん程じゃあない」
森「えっAちゃん、今私のことディスったよね!?」
やっぱりこんなことを言えるのはAぐらいだ
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作者名:アンモナイトゥ | 作成日時:2023年10月31日 22時