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No.22_ビル前で ページ28

Aside








コツコツ






治くんと別れて数分


「おぉ〜此れまた懐かしい」



目の前に大きなポートマフィアビルがありまーす


よし、早速入ろう……………と、したのだが!

皆さん、耳を澄ましてみて下さい……←



───コツコツ、コツコツ





凄く、足音がします←
私のことを付けてる人が複数居るようです

ウーン。バレないとでも思っているのかな

ていうことで



「姿を表したらどうでしょう?」



私は止まったまま、後ろを振り向かずに言い放った


?「ククク、気付かれたカァ」


うわーいかにも悪者(?)っぽい奴の喋り方だー←
知ってる人にこんな感じの人、居たっけ……

こんなシチュエーションの時って大体宿敵とかが現れると思いますでしょう?←口調どした

そう思い、私は振り返った




「ゑ、どなた?」



振り返ると其処には全く知らない青年✕3

え、ガチで知らん。いやどちら様?←
見た目からして……………………ヤンキー、かな

考えている時に一人の青年が喋る




男A「お前今、そのビルに入ろうとしただろ?」



「はい。そうですが、何か問題でも?」
私は笑顔で答えた


男B「其処は俺等"ポートマフィア"のビルだぜ」


ん?こんなダs………コホン……格好の人居たっけ……←

少なくとも4年前には絶対居ない。この子達嘘ついてるね
じゃあただ喧嘩したいだけかな。
まァ、私はしたくないので

逃げるッ←


「あ〜〜〜私今から用事があるんです。それでは…………」



逃げようとした時に青年の一人が私の腕を掴んだ。………最近の子は力が強いねぇ


男C「ぁ゙ぁ゙?逃げんじゃねぇよ。俺等と遊ぼうや」


ワオ、骨がミシミシいってる←


「遠慮致します(⌒▽⌒)」


あー誰か来ないかなー反撃したくないんだよなー
そう思っていると


男A「チッ良いから来いよッ」


青年が殴りかかってきた
あっぶねー。勿論かわすけど


男B「クソッこいつかわしやがった」


隙だらけだからね〜
ていうか私の腕がそろそろ限界……←

その時、心の声を読み取ってくれたのか、誰かが此方に近付いて来る音がした


コツコツ





その時にもう一発青年が殴りかかってきた


男C「喰らえッ」


おっ此れはかわさなくてもいいかな



『重力操作ッ!』


その声と共に青年の振り下ろす手が止まった

駆けつけたオレンジ髪の青年が、下ろされる拳に触ったからだった


男達「な、何だ!?」








中「手前等、何してる」

青年が低く威圧感のある声で放った

No.23_朝っぱらから……→←No.21_仕返しの仕返し



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作者名:アンモナイトゥ | 作成日時:2023年10月31日 22時

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