No.18_マフィアぁぁ ページ24
太宰side
今の私の気持ちは最悪だ
愛しの人に再会して、キャッキャウフフで楽しんでたじゃないか!なんで急に最悪なんだよ!と思ったそこの君!!!
その理由は数分前にさかのぼる────────
A「よし、出来たよ。今日は洋食にしてみました!」
そう言ってAはオムレツ、サラダ、ウインナーなど諸々をお皿に盛り付けた
見るからにとても美味しそうなものばかり並んでいる
「おお!美味しそうだね!朝からこんなのを作れるなんて。流石Aだよ!」
A「フフン、どうよ!」
結構上手に出来たと思うんだ〜とドヤ顔をしているAを見て、とても愛らしいと思った
A「治くんほら、食べよ。前までろくなご飯食べてなかったんでしょ?」
「うん!」←
自信満々に返事をすると(´Д`)ハァ…じゃあちゃんとこの朝ご飯食べてねと呆れた声が返ってきた
A「いただきまーす」
「いただきまーす」
お互いに向き合う形でご飯を食べる
私とA同時に一口
パク
「美味しい………!!」
流石Aだ
いやもう本当に美味しい(語彙力消滅)
A「ほんとだ。何か美味しくできた!」
作った本人も驚いている程、とにかく美味しい(伝われ)
それからもぐもぐと私たちは、夢中になって食べ進めた
「美味しかった〜もう神。最高」←
A「えへへ〜褒められちゃった〜」
Aは絵に描いたような表情で笑った
「A〜毎日作って〜」
A「うん。最初からそのつもりだよ」
バキュン
よし、結婚指輪買いに行こう
あっそういえばとAは言う
A「今日ポートマフィア行くから早めに出るね」
で現在に戻る
「一寸待って!絶対行かせない!絶対蛞蝓のところには行かせないよッ!行ったらAに蛞蝓臭がついてしまうじゃあないか!!」←
私は必死にAの肩を掴んで揺らした
A「おおぅおおぅ、だけど行かないことには……
それに治くん今日出勤日じゃないの?」
「……。」←
グッ何も言い返せない
A「言い返せないね。だから行くよ〜」
と言うとAは席を立ち、お皿をキッチンに下げに行った
それに続けて私も席を立ちAについて行った
「しょうがない、今日は見逃そう」
A「あら、ありがとう」
「ただし!私もついて行く。Aに何かあったら大変だからね」
Aは考える素振りをした後、此方を見て
「しょうがない。いいよ」
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作者名:アンモナイトゥ | 作成日時:2023年10月31日 22時