No.17_朝の笑顔 ページ23
Aside
どうも。おはようございます。Aです
ん?テンション低いって?
だって先に治くんに"ちゅー"されて悔しいんだもん←
………。
でも、こんなことで時間を潰すわけにはいかない!
私は余裕を持ってマフィアに行きたいんじゃい!
そう思いながら、私は洗面所に行き顔を洗い、
寝癖がついた髪は…………まぁ、まだいっか←
とにかく、ご飯を作るからもう一度治くんを起こしにいこう
「ほらほら、起きて顔洗っておいで」
私は寝室に行き、まだ寝起きで若干ほわほわしてる治くんに声をかける
太「はーい……って、
Aいつの間にサングラスかけたの?」
「?起きた瞬間から」
太「ふーん……そんなに光、駄目なのかい」
「うん…そうだねぇ……………でも、心配する事ないよ。私はこの通り、朝からピンピンしてるからね!」
前より良くなってるって言ったら嘘になるけど。
太「ふーん……zzz……」
おいこら寝るな
「ほらほら、顔洗う!」
そう言って私は治くんを洗面所に引きずって行った(物理的に)←
治くんが顔を洗っている間に私は朝ご飯作りに取り掛かる
カチャカチャ
トントントン
ジュー
太宰side
Aに引きずられて洗面所に行き、顔を洗い
ふと耳を澄ますとAが朝ご飯を作っているであろう音
本当にAがいるんだな。昨日の出来事は本当なんだな
と一寸安心した
こんな毎日が続くように
早いとこ結婚しちゃいたいな
まァ、婚約はしてるから後は式を挙げるだけなんだけど……
そう考えながらキッチンにいるAに会いに行く
キッチンに行くと薄桃色の長い髪をおろしたAが手際良く朝ご飯を作っていた
まだ私には気付いていないように見える
……それにしても綺麗な髪だな
そっとAの背後に回り一寸寝癖がついた髪を撫でる
「おはよう」
A「あっ治くんおはよ。まだ梳かしてないからゴワゴワじゃないかい?」
そんなにAは驚いていないようだ
やっぱり気配を察知するの速いのだね
「全然。むしろサラサラだね」
そう言いながら私は頭を撫で続ける
A「あはっ嬉しいなそう言って貰えて」
Aはサングラス越しでも分かるような笑顔で答えた
あ〜〜〜可愛いいぃ〜
もう、うちの嫁(もうじき)可愛いい〜
「可愛いいぃ〜」
そう言って私はAを後ろから抱きしめた
A「ふふ、ありがと」
Aはまた、とびきりの笑顔で答えた
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作者名:アンモナイトゥ | 作成日時:2023年10月31日 22時