No.12_言えない ページ18
Aside
うわ〜、、、びっくりした……
仲良く話していたら、急に目の話になったんだもん
しかも嘘ついたら見破られるし
どんだけ観察力高いんだよ!←
いや、私が噓をつく事がヘタになったのかな
まぁ、もともと言おうと思っていたからいっか……
太「それと、」
「え、まだ何かあるの……」
太「さっき探偵社のみんなに言ったこと
嘘じゃないかい?」
はぁ、ここまで嗅ぎつけてるの?すごいね。流石だ
「うーん?どこの部分が?」
太「警告音が鳴って建物が崩壊していったところ」
うわ〜、本当すごいよ。どうして分かったんだろう
だけどね
此れだけは言えない
「いや〜流石だね、治くんは。」
太「合っているのかい?」
「うん。正解だ。」
太「じゃあ、理由を…………」
「理由は言えない」
太「えっ?…………何故?」
「…………人にも隠したい事の1つや2つあるだろう?
それと同じだよ。」
あんまり、治くんに隠し事はしたくないんだけどな……
太宰side
Aは、言った。
さっきまでとは全然違う
読めない表情で
逆にさっきまで、演技をしていたのではないかと思うほどの雰囲気の変わりようだ。
これは、"この話はもうするな"の合図のように思えた。
けど、
「いつか、教えてね」
A「…………うん。」
君との間で隠し事はしたくない
此れは私の我儘かい?
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作者名:アンモナイトゥ | 作成日時:2023年10月31日 22時