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六十三帝 ページ15

目を細め、愛しそうに赤子を撫でる
それとは裏腹に、空は曇って来る
察する、帝鬼軍の連中が来るんだと
クローリー達を殺しにやって来る

主「愛しい?そんなわけないよ。
私は利用する、自分の成果のために」

ク「じゃあ、君を食べようか?」

「冗談を言わないでよ」と言った
こんな、今から戦争が始まる土地で
悠長に抱かれている暇はない
クローリー達ならすぐに殺せるはず
後輩を見殺しにするのは少しあれだ

主「ん…?」

ゴォォォ

黒い塊がこちらに向かって飛んで来る
気配からして、鬼の力だろうね
確実に、私を狙っているような感じ
服が白いから勘違いされたのかな?

主「碧滅華、跳ね返して〜」

碧滅華を具現化させ、盾とする
鬼の銃弾を飲み込み勢い良く吐き出す
するとどうだろう、数倍の威力となり
向かって行く
碧滅華は防御専門の装備だからね

ク「僕らが引き受ける、静かに見てて」

主「皆殺しはしないでよね」

ク「はは、後輩には甘いんだなぁ」

クローリーは他の二人を連れて
人間達を殺しに向かった、勝てるね
貴族三人に人間三十人だなんてさ
勝敗は目に見えて分かってる
全滅することが確実な作戦に取り組む
馬鹿としか言いようがないなぁ









主「ゆっくりと眠りなさい、セロ」

セロと呼んだ赤子は眠っている
餅のような頬を綻ばせながら笑う
可愛い、食べたいほど、守りたいと
こう思うことが愛なのかな?
それなら、本当に殺せないかもね…

バンッ

チ「Aーー!!」

勢い良くドアを開けて入ってきたのは
第十七位始祖チェス・ベルだった
何だっけ、色々な話を聞かせたらね
懐かれちゃったわけなんだよね

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設定タグ:終わりのセラフ , クローリー   
作品ジャンル:アニメ
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美鈴愈(プロフ) - 李音さん» ありがとうございます。かなり年月が経ってしまいましたが更新を再開しました。隙間時間などありましたら、また覗いてください。 (2022年11月22日 10時) (レス) id: b98c7d23df (このIDを非表示/違反報告)
李音 - 私は、更新楽しみに待ってます! 早く更新して下さい!お願いします! (2016年6月30日 0時) (レス) id: ab1cbbe938 (このIDを非表示/違反報告)
美鈴愈 - もう、見つけるの諦めました。うろ覚えですが書いて行こうと思います(・_・; (2016年2月10日 21時) (レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 早く続きが読みたいです!更新して下さい。お願いします! (2016年2月1日 12時) (レス) id: 082744dcd5 (このIDを非表示/違反報告)
美鈴愈 - ぴよりんさんもふぁいつです! (2015年12月17日 20時) (レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美鈴愈 x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年12月6日 14時

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