おれんじの休息

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「…、はぁ…」




あれから、無事ころんもついて話し合いしとるんやけど

やっぱり熱くて熱くて

頭も働かんし、息するだけで精いっぱいやった。



熱あるとき特有の、へんな気持ち悪さもあって、

話し合い…どころじゃ……








「じぇーる」




「……ふぁい！」



びっくりしたぁ、さとちゃんか


ん？気付いたらみんなウロウロして…




「休憩。30分後に再開な。…寝てた？」


「い、や…っ」



ね…ては、ないけど……

あー、あかん、目さましてこよ




「寝てへんよ(笑)ちょっと、お手洗い借りるな」

「おん」





………やばい。

会議してるはずなのに、なんも頭うごいてへんし、


何話してたっけ。覚えてへん。



相当熱が高いのか、体が震えてる気がする…


時計を見ると、終了予定まで2時間。

30分休憩やから、1時間半耐えればおわり。







「…ジェルくん？」


「…へ？」


「どしたの、トイレの前に突っ立って(笑)」




え、またおれ変なことして……





「なーくん……」


「ん？」


「いや、なんでもない(笑)」



頭の上にハテナを浮かべるなーくんをおいて、
リビングに戻った。


今度は床に座って、テーブルの上に突っ伏した。
起き上がれなくなるかも、って思ったけど、そんときは気合いで起きる。
とにかくいまは、だるい。




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