【食戟のソーマ】 天才は女神のようでした

○ ページ43

貴女「まっそれはさておきだ！！」

創真「おう！！食戟まであと3日ー


戦闘準備だ！」




＿＿＿.....

それから料理の試作は続き、現在進行型で難航中…

うちも、にくみちゃんの土俵、牛肉でいくことにした。
そして、丼の魅力を出すため、高級物は無し。

うん、潔く美しい考えだと思う。

と、会議の様子から受け取れた内容を感想づける。
スゥ…ッ
貴女「…やっぱり紅茶はアールグレイだな！」

創真「Aは何呑気に茶ァ飲んでんだ！！」
貴女「言ったでしょー？私は見守るだけ。
加勢は不可能。

まぁー。
試食してにくみちゃんに届くか届いてないかくらいの判断ならまだセーフだが」

創真「それでもいい！やってくれ！」

それから、牛丼、ビフカツ、すき焼き丼…様々な料理を試したが…

「ダメだ。」
「届いてないね。」
「これじゃ勝てない。」

全て私によって切り捨てられ、小西先輩がアドバイスを送る。


翌日も作っては次に、作っては次に、の繰り返し。
一向に活路は、創真たちには見えてこなかった

その頃私は

貴女「分かりました…では次の週の×曜日に伺いますわ。」

仕事の電話をいくつか済ませていた。




しばらくすると…
ジュー、ジュー

顔つきの変わった創真がなにやら調理を再開していた。

ふふ、打開案でも思いついたか。

創真「完成！！Aは？」

貴女「ふふ、いいえ、もうそれで決まりでしょうし、タレだな、後は。

本番で私も食べさせていただくよ…先に帰っているさ。また明日。」

創真「お、おう！！」



ーinえりなの部屋

水戸「丼研なんて、サクッと潰して見せますよ」
自信ありげに語る水戸に、えりなも満足気のようだった。

水戸「！あ、えりなさま。もうひとつ…

那珂様が…条件が、そろったと。」

えりな「…！なんですって！！よもやAがあの男につくとは。
いいでしょう、受けます、いい結果を…待っていますよ」

水戸「はい！」

当日ー…

ザワザワッ
「おい！大変だ！！対戦者が変わったらしいぜ！あの転入生…幸平創真に！

そして…この食戟は、あのお二方の間接的食戟だ！！」

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